画像は下記URLより引用しました。
http://fatigue.jsms.jp/book/fatiguedesign.html
疲労設計はその設計法の全体像をつかむ必要があります。価格もリーズナブルでもし、自分がまだ十数年、現役で設計が可能ならとりあえず手元に置きたい一冊です。疲労設計で機械構造用炭素鋼よりは合金鋼の方が有利と思われますが、実際にはそんなことはないのです。まだ私、本書を読んでいないのですが、このあたりの記述があるのかどうか判りません。疲労限度は原則的には硬さによって支配されるのでコスト比較では高周波焼入れなどの工夫で断然炭素鋼材の方が有利になります。自動車の歯車にはクロムモリブデン鋼など使われますが、希少金属を利用するので、個人的には合金鋼は使いたくないですね。燃料電池車になるともしかしたら、希少金属を利用する合金鋼の利用は減少するかもしれない。何故なら、燃料電池車の場合、その技術の進展の仕方(触媒関連など)によっては、特別高い車の性能は不要という考え方が生まれるかもしれないですね。
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