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2009/09/23

耐熱鋼:SUS304


画像は下記URLより引用 株式会社サンワアイ
http://www.sanwa-i.co.jp/lab/01.html
高温環境とうことで材料の選定について、設計者の多くは程度の差こそあれ経験していることと思います。材料選定の基本はSS400系、S45Cなどの鋼材を中心に選択、その延長上に合金鋼、ステンレス鋼の選択、さらにその延長上にハステロイなどの特殊合金鋼と範囲を広げてゆきます。通常の設計であれば、SS400,S45Cを中心にした材料選択で十分な筈ですが、私の眺めるところ安易にステンレス材を利用しすぎると思わないではいません。ステンレス材は高価でありまた加工技術も面倒で加工業者から嫌がられる材料の一つということを心しておきたいものです。しかし、それでもステンレス材を利用せざるを得ないとなったとき、ステンレス鋼の利用範囲特徴を的確につかんでおく必要があります。上記はそのガイダンスとなりうると思います。通常600度~800度の範囲でしたらオーステナイト鋼としてSUS304で十分です。

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