機械設計に関する情報を紹介してゆきたいと思います。 このブログの過去の記述は、画面左上の空欄に、例えば、油圧、と記入すると関連する記事が現れてきます(2文字以上)。Googleの設定の仕様の変化に対応して自動的に画面の配置の仕様が変更されますが、基本的な変化はありません。神奈川県横須賀市森崎5丁目付近のグリーンヒルケアハウス在。
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2008/11/13
歯形係数のS値、L値
画像は歯形係数(y)を求めるのに必要なS値、L値と、歯数15で転位ゼロの歯を示したものです。この、S値、L値を求めるエクセルVBAのコードがようやく完成しました。これから、詳細なコードの修正にかかります。その作業の過程で現在流れているソフト(Involute_Curve_2.1)の画面表示上のバグが見つかり、それも修正しました。画像のS値、L値を注視すると切下げが強度に強く影響することが理解できると思います。切下げゼロの歯形は歯元のくびれ(へこみ)はありません。それから、この数値を求める過程ではやはり、トロコイド曲線と30度の傾きを持つ接線との交点座標を数学的手順で(部分的には数値演算を利用)求めることの面倒さ(困難さではない)には閉口した。この過程で3次方程式、4次方程式、最大50*50の行列演算(エクセルでは最大50行50列が限界のようですが・・・)などをコード化する必要がありましたから。それぞれの処理は単独の数式処理ソフトとして将来揃える予定です。超越関数の曲線の回転、平行移動、接線などは、エクセルのひとつのシートを高次方程式の代用として利用することが効率的と思います。オフセットや包絡線の数式処理は私にはとても無理です。ラグランジュの補間はカーブがきついと使い物にならない思いをした経験もしました。歯形係数を求めるのにここまで必要かといわれると、返事に窮するかもしれませんが、これも余興と思うことにしましょう(^^)。この過程での4次方程式のソフト開発に参考になったURLを紹介しておきます。(図はAutoCad LT 利用)
http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Himawari/3613/engine/mp0204.html
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