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2019/03/20

引張りばねのフック部の強度計算

先ずは下記リンクをクリックしてほしい。Webの作者は、引張りばねの設計で許容限度いっぱいに近い設計を実施した時にばねののフック部(一般に使用される逆丸フック)の破損が現実の課題となってしまうことから、その対策について指摘されています。
https://archives.mag2.com/0000128448/20040422011000000.html
この項目に限らず、上記リンクの筆者は有限要素法の活用を進めています。確かにその通りで応力分布に集中応力が出現しないような形状を探るにも、一定の計算式の構築などでも極めて有用です。しかし、有限要素法のスキルは多額のコストがかかり、本ブログで対象とする中小企業の設計部署にとっては手が届かないことが現実です。それと、有限要素法の利用にはPCのオペレターにも一定の判断力を要することは常識です。有限要素法に頼らぬ先人の知恵の構築もまた重要ではないでしょうか。有限要素法を活用するにも一定の知識の構築がPCのオペレータにも必要なことも課題です。(負荷を設定する方法とか、有限要素法ソフトの利用手順のことでは決してありません。この実施例がネットではあまり見かけないことも現実です。企業ノウハウに踏み入る結果になってしまうこともあり得ます。)ここのブログは有限要素法に頼らぬ設計知識の構築を追及しています。
この課題をすこしでもクリヤするには宗孝さんの日刊工業新聞社からの著作の様な文献が有用だと思います。
参考:https://m-sudo.blogspot.com/2011/12/blog-post_30.html

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