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2019/03/06

両端自由_非対称可変断面軸の座屈荷重の計算_2

以下の説明は、過日記載した 両端自由_非対称段付き軸の座屈荷重の計算_1に即して説明しています。ここのグラフは上下に立つ長軸になっていますが。
画像はUSAベル社の構造設計マニュアルより引用。このグラフの計算式を添えた右上の図はちょっと正確ではない。上下のたわみ曲線も対称にならなければいけない。(小生の作図の手抜き。)この図で座屈曲線が垂直に立つ箇所(1箇所しかない)で左右夫々の対称な形状の座屈荷重は等しくなる。これは左右非対称の両側段付き軸でも同様である。この考え方で、両側非対称テーパ軸の柱の段付き軸の計算も同様に可能になる。(座屈曲線がここ右上図の場合で垂直になる位置で上下の座屈荷重が等しくなる。)
徐変断面軸の座屈荷重を求めるグラフ。中空軸の場合は肉厚が全体に一定でないと困難と思われる。

左右対称な段付き軸の座屈荷重を求める手段があれば左右非対称の段付き軸の座屈荷重を求める方法が存在するということです。
参考:https://www.blogger.com/blogger.g?logID=6465215094584259615#template/postNum=6

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