counter

2019/02/22

溶接箇所の疲労強度UP

上図とは直接の関連はないのですが、このグラフの近くに下記の記述がありました。
A smoothing fusion of welds with a tungsten electrode in argon medium considerably increase(by 30-40 per) on cyclic strength.
アルゴン雰囲気中でのタングステン電子溶接による円滑な溶接溶融に拠ることで相当の(3割~4割)の疲労限度の増加となる。   

上図は溶接箇所の疲労限度UPに関する熱処理効果と機械加工効果。図中左側は溶接後の平滑な機械加工処理なし、右側機械加工処理あり(グラインダ研削などと思われる。)。夫々の疲労限度線図で太線は溶接後熱処理(多分、ならし処理)実施、細線は未実施の状態を示す。
出典:FUNDAMENTALS OF MACHINE DESIGN ORLOV VOL 3
旧ソ連時代のロシアの文献。新刊書籍としては、現存はしていないと思われる。1976年発行。現在、中古書籍でも中々見出し難い(Amazon)。



0 件のコメント: