上図はステンレス鋼帯(鋼塊や鋼線ではない)のS-N線図。
ステンレスばね材の引張り強さ
ピアノ線と通常環境では比較すると目立って強度が弱い。また比較的高価。防錆、耐熱環境、耐磁性環境、省資源(クロム)などを考慮して選ぶ。詳細なデータはJIS規格に記載あり。
下図はある企業での技術シートの一部。旧JIS規格の名称に留意。最下段の疲労限度の数値のとり方を参考に。本文書は鏡面材料の試験片とあります。帯鋼のS-N線図の約60%の数値。線材の場合は帯鋼よりもっと強いと類推できるが、帯鋼材の数値を採用して、下図のねじり疲れ限度への換算を行ってよいと考える。
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