画像は下記URLより引用しました。 ソテック株式会社
http://www11.ocn.ne.jp/~sotec/echnical/streng.html
http://www11.ocn.ne.jp/~sotec/echnical/temp.html
尚、下表は線径に関係なく算出した応力振幅と平均応力によってのみ求まる。従ってばねの強度計算は次の2項の計算を満足しなければならない。
1)ばねの材質、利用状況からワールの修正応力を計算し、加重形態から係数を乗じた数値。
(圧縮ばね:80%、 引張りバネ:60% とする。)
2)負荷変動を伴う場合は更に、下記によって疲労限度のチェックを行う。ばね材料のSN線図は信頼の置ける表が存在しないので、下図によって疲労限度チェックを行う。
ばねの応力計算には、このようにばね自体の荷重形態から求まる応力値、ばねに作用する荷重変動からの変動応力状態からの疲労限度の確認がセットで計算されなければならない。ばねでなく一般の板材や棒材の強度計算では疲労限界はこの程度の応力値ならクリヤされると大概に判別される(SN曲線の存在が大きい)状況とは全く大違いなのです。便覧や応力計算の参考書などはこの計算過程に鑑みて、計算方式などの記載の仕方を再考するべきと思います。
下図は下記URLより引用。
http://www.mac-wire.com/pdf/spring.pdf
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