機械設計に関する情報を紹介してゆきたいと思います。 このブログの過去の記述は、画面左上の空欄に、例えば、油圧、と記入すると関連する記事が現れてきます(2文字以上)。Googleの設定の仕様の変化に対応して自動的に画面の配置の仕様が変更されますが、基本的な変化はありません。神奈川県横須賀市森崎5丁目付近のグリーンヒルケアハウス在。
counter
2008/12/06
ボルトのトルク管理
引用は下記より
http://www.alpsseiko.co.jp/data/bolt%20no%20tukaikata%20p15-19.pdf
注意:本表は締付けトルク表ではありません。
六角穴付きボルトのトルク管理の難しさをこの表は示しています。疲労破壊に対しては、高力ボルト(六角穴付きボルト)の疲労に対する鋭敏さが鋭くなるとの指摘です。トルク管理範囲の狭さを示しているかもしれません。建設機械などに六角穴付きボルトが利用されない理由には、ボルト座面の狭さ、被締付け材の材料面だけでなくこの鋭敏さも原因となっているのでしょう。製品のコンパクトさを優先しない限りは強度区分10.9以上の六角穴付きボルトの利用は得策ではないでしょう(私見)。SUS材を主とした材料構成としている製品に限り六角穴付きボルトは利用価値があるといっても過言ではないと思います。疲れ限度に対して締付けトルクの適正範囲が狭いかまたは適正範囲は無いといえるのかもしれない。(表を眺めていると並目ねじでM6以下でないと使えないのかな??という疑問さえ覚えます。普通の六角頭ボルトの表が欲しいところです。尚、この表のデータは実験値をもパラメータにしているのかもしれません。)疲労を誘う負荷が少ない箇所では本論は意味を持ちません。六角穴付きボルトは立派な選択肢です。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿