全自動とはいかないが、かみ合い状態を描画してみた。内歯車の噛合い状態は正確な描画によってこそ確認できる。図の噛合いは{内歯車の噛合いピッチ円上のクリアランス片側0.1mm+内歯車の転位係数+0.55によるクリアランス}と余裕を見て設計したのだが、描画してみると干渉をきわどく逃れている状態であることがわかる。歯車のモジュールは3mm。
はじめに内歯車を描画して後、平歯車モードに移行して ピニオンを描画した図。ピニオンを中心距離になるように 平行移動した図が下図 |
内歯車とピニオンを重ね書きして、ピニオン中心位置
を計算値の位置に移動して描画。点列描画となると
描画時間はこの状態で約5分程度を要した。
内歯車のかみ合いピッチ円上のクリアランス 設定は片側0.1mmだが、+転位の影響でもう少し クリアランスが増加していることがわかる。 |
ピンクの環状範囲が厳しい。目測数十ミクロンしか スキマがない。歯厚減少量片側0.1mmではNGで 0.2mm程度片側溝幅をとる必要があるこが分かる。 |
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