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2010/12/30

断面2次モーメントを求める式について_3

回転軸の回転移動に伴う断面2次モーメントの計算式
回転軸の回転移動に伴う断面相乗モーメントの計算式
上図は下記URLより引用(図中朱書き箇所は当方で記載)
http://nptel.iitm.ac.in/courses/Webcourse-contents/IIT-KANPUR/engg_mechanics/lecture9/9_4.htm
回転軸の回転移動に伴う計算式。ここでも基本図形の断面相乗モーメントのデータ(重心軸)が必要になっている。式を代入すると計算式が煩雑になってくるが、式をまとめようとしないで、そのままエクセルの表計算を利用して求める方法も堅実な方法です。煩雑な式を簡素にしようとするとその過程で間違いミスを犯してしまう可能性もあるゆえ。
関連URL
http://m-sudo.blogspot.com/2010/12/1.html
http://m-sudo.blogspot.com/2010/12/2.html

断面2次モーメントを求める式について_2

断面2次モーメントの回転軸の移動に伴う断面2次モーメントを求める式

回転軸の平行移動に伴う断面2次モーメントの算出例(楕円)
画像の引用元下記URL。 http://nptel.iitm.ac.in/courses/Webcourse-contents/IIT-KANPUR/engg_mechanics/lecture9/9_3.htm
回転軸の平行移動に伴う断面2次モーメント、断面相乗モーメントの計算例。
図中朱書きは当方で記載。
関連URL
http://m-sudo.blogspot.com/2010/12/1.html
http://m-sudo.blogspot.com/2010/12/3.html

断面2次モーメントを求める式について_1


断面2次モーメントを求める計算例(1/4楕円)

断面相乗モーメントを求める計算例(1/4楕円)
画像の引用元のURLは下記 http://nptel.iitm.ac.in/courses/Webcourse-contents/IIT-KANPUR/engg_mechanics/lecture9/9_2.htm
断面2次モーメントを求める式が設計便覧、いろんなURLにて紹介されています。しかし、断面相乗モーメントについてはほとんど記載されていません。上図のように計算で求めようと思えば求められるのですが、少し面倒です。断面相乗モーメントは断面2次モーメントの基準位置の平行移動、角度変換などを求めるときに必要な断面性能のデータになるので、断面2次モーメントを求める公式集などには必須の式です。{重心を通る軸(図心を通る軸)についての断面相乗モーメントで充分です。}
関連URL
http://m-sudo.blogspot.com/2010/12/2.html
http://m-sudo.blogspot.com/2010/12/3.html

2010/12/26

空気圧3点セット

画像は下記URLより引用。
http://homepage1.nifty.com/ORBIT/lec/lec010.html
有限会社 オービット
とてもよくまとめられているURLです。
過日某所でSMC社の精密装置を利用する設計者の話を聞いた。回路設計の概要を聞くと3点セットを利用しない回路設計らしい。話をよく聞いていないので即断はできないが、通常、SMC社の精密駆動機器を利用する場合、図のルブリケータを含めた3点セットが必要になる。駆動装置の接触部の摩滅など早期破損事故につながるゆえ。粗野な駆動機器なら別段構わないかも知れないが、そんな勇気は、私にはない。(ちなみに空気圧源は工場の一般ユースの吹き付ければ水滴が一面に広がる通常の圧縮空気取り出し口だそうである。)

2010/12/22

断面性能 及び、断面2次モーメント:三角形

以前どこかで紹介したと思いますが、項目を追加して再紹介します。三角形は基準位置の取り方で計算式が大きく変わる代表的な図形です。楕円形を平行移動、回転移動させた断面2次モーメントの求め方の例は下記URLの冒頭に掲載があります。(三角形にも応用が効きます)
http://www.geocities.jp/moridesignoffice/CrossSect.html#honnbun
下記URLも参考に。
http://m-sudo.blogspot.jp/2013/05/blog-post_17.html

2010/12/16

1日あたりのアクセス数を更新


おそらく1日あたりのアクセス数としては過去最高と思います。ここ、平日は連日800以上を記録しており、皆さんに感謝あるのみです。これからもよろしくお願いします。

2010/12/14

油圧配管径の決め方(まとめ)

油圧配管径の決め方のデータです。
下記URL参照
http://m-sudo.blogspot.com/2009/10/blog-post_31.html
いくつか紹介していますが、上記データを最優先でご利用ください。
パイプ材料はSTKM12A、STKM13A、(STKM12B,STKM13B)を推奨します。B種は過剰品質になる可能性があります。曲げ、溶接など加工後(最終工程で)防錆目的でパイプ内面にリン酸塩処理を行う必要があります。リン酸塩処理はマニホールド、ブロックなどの内面に対しても行われる必要があります。(ネジ面、機械加工面などは処理しないようにします。)

2010/12/12

旅の想い出:ストックホルムにて

上記画像に関して 写真:Wa☆Daフォトギャラリー/撮影:和田義男」より 和田様のご好意で引用しました。
引用元URLは下記。
http://wadaphoto.jp/
私が初めて海外に一歩を踏み出したのは25年ほど以前のことだろうか。ある団体のツアーに参加して当時西ドイツのハンブルグ経由でのストックホルム行だった。当時はまだアンカレッジ経由でモスクワ空港の小銃を構えた兵士の姿に緊張感を覚えたりしながらの南北の緊張感の漂う時期の初夏の経験だった。国際難聴者団体のストックホルム大会への参加で会議の日程の合間に、ノーベル賞受賞式の行われる市庁舎のホールでの晩餐など現地の有志(スェーデン難聴者協会)のご尽力で貴重な経験を積ませて頂いた。ノーベル賞というこの上ない権威ある表彰式の行われる会場というだけでなく歴史的にもスェーデンの建築様式を代表する建物という意味からも、この建物の内部でワインを傾けながら西ドイツ、スェーデンの人たちと軟談を楽しめた経験に、今もって尚、福祉の先進国としての輝きが心象に残っている。当時は初夏(6月)で白夜の季節、夜8時をすぎて尚、夕焼けが始まろうかという明るさだった。しかし、この白夜は冬になると漆黒の長い闇夜に変わるのである。スルッセンの近くだったか、町の食堂に入ったときに、天井の色は青く塗装され、その中に星や月の形絵が黄色く描かれていた。長い闇夜へのアゲインストの心の現われであっただろうか。市庁舎の写真の中のスェーデンの国旗もまた青一面の中に黄色の十字架を描いている。北欧を旅する感傷かもしれないが、風土とよくマッチした風景が写真のなかに垣間見られた。6月の季節はストックホルム近郊では黄色い菜の花畑が一面に展開する。職場の先達からは、ロックドリルの穿孔の跡を地下鉄の通路で見かけなかったかと帰国後に聞かれた。当時、私は、ロックドリルの穿孔装置の設計に係っていた。

2010/12/10

3次元CAD:FreeCAD

画像は下記URLより引用 http://sourceforge.net/apps/mediawiki/free-cad/index.php?title=Main_Page
先に3D-CAD(Freeware)としてg-CAD3Dを紹介したが、g-CAD3Dの欠点はIgesフォーマットの入出力ができないことだった(stepフォーマットは可能)。その機能の穴埋めにFreeCADという3D,2Dソフトを利用するとよい(上側の図はg-CAD3Dからの導入例)。Rexroth社のIGESデータのインポート画面が下側の図。
高価格な3DCADは個人には手が届かないが、このように組合わせて利用することで個人でも3次元CADが楽しめるというもの。g-CAD3DなどはB-スプラインの機能が存在するかもしれないので楽しみなCADだが、そのデータを2DCAD図面:FEMデータに展開利用する手段としてFreeCADの利用が可能かもしれない。
後記:g-CAD3DはIGESデータの入出力はOKでした。STEPデータの作成が不可。

2010/12/09

3次元CAD:gCAD3Dを使う

3次元CAD gCAD3を操作してみた。簡単な図形で充分なのだが,フリーソフトにしては使い勝手もよいかもしれない。画像は下記URLの内容をなぞったものです。
http://ofuroya.blogspot.com/2010/07/blog-post_09.html
当方としてはFEM解析に必要な立体データ作成が究極の目的なので操作感を捕らえ切れれば充分なのです。

2010/12/05

3D-CAD(Free)の参考ブログ

フリーの三次元CADネットで探して見つけたのがgCAD3Dというソフト。小生はPro/E WF2までのライセンスを所有して別段フリーソフトは必要としないのだが、個人でも楽しめる3DCADという視点から紹介します。個人で有償で購入可能なCAD自体が限られるのでフリー版というのは魅力的です。実はz88auroraというこれもフリーのFEMソフトウエアを操作するのに3Dフォーマットのデータが欲しいのでこのデータ作成用の3DCAD(フリー版)を探していた理由もあります。例えば全周固定の平板(不規則形状)のたわみ計算などに必用になるでしょう。
画像は下記URLより
http://ofuroya.blogspot.com/2010/07/blog-post.html

2010/12/02

積分の応用例:断面2次モーメント






断面2次モーメントの由来(積分の使い方にポイントを置いています)。
<参考>
下図は下記URLより引用




2010/11/29

JIS溶接記号の改正(JIS Z 3021)




画像は下記URLより。
http://www.tetsushako.or.jp/pdf/topic_100301-11.pdf
JIS溶接記号改正の情報です。実際に現場に適用されるにはまだ時間がかかるかと思いますが、ISOに対応する方向での改正ですから、将来はこの内容に収斂してゆくでしょう。

2010/11/28

ダッソー社から公開されたAutoCAD互換の2D_CAD




Dassault Systemsから発表されたAutoCAD互換の2次元CAD(DraftSight)のβ版の操作画面。現在完全にフリー(無償:但しアクチべーション申告が必要)で利用可能。オンラインで入手する。機能的には現時点ではAutoCAD_LTより秀でているとはいえないが、正式にリリースしたとき機能が付加される可能性は高い。AutoCADと大きく異なる点はデフォルトで機械設計に最適化されていることだろう。それとMicroCADAMのユーザーに馴染む操作感がある。出力機能に限ればAutoCAD_LTをデフォルトで凌駕している。
注意することとしては、本ソフトは評価版であり、ライセンスは実務使用を厳禁しています。
参考URL(入手元)
http://www.3ds.com/products/draftsight/draftsight-overview/

2次元CAD_マイクロキャダムの解析機能

マイクロキャダムの図形解析機能。相当に複雑な形状、中空形状にも難なく対応する。価格が飛びぬけて高価なCADだが、それなりの機能がある。解析機能はマイクロキャダムを代表する機能の一つに過ぎない。AutoCAD_LT(Auto_CAD)と機能の比較をするのは酷というべきだろう。

2017.01.29 記
AutoCAD LT 2000でも断面2次モーメントの算出は可能。CADの操作性はAutoCAD LT 2005
以前ならば、カスタマイズによってMicroCADAMより操作性は上というのが実感。ただし、AutoCADのデータ形式は一般的になりすぎて図面による企業秘密の漏洩により一層の注意が必要という欠陥が大きい。

2010/11/23

楕円弧長の表示:MicroCADAMとAutoCAD LT


楕円弧の表示画面。上がMicroCADAM、下がAutoCAD LTの画面。どちらも表示桁数は同じ。桁数が少ないのが残念。下図は当方のソフトで求めた弧長。
最下段の図は出力精度に応じた出力値。もっと効果的な計算方法が見つからないか。

2010/11/22

有限要素法(FEM)のフリーソフト


偶然にWebで見つけた有限要素法のフリーソフト。(多分、制限はないと思われる)
下記URLより。
http://www.z88.org/
下段の画像に見られるように解析には既知のstep,dxfなどのデータが必要になる。本ソフトはメッシュ分割以降の処理を行うソフトのようです。Pro/Eなどで作成したモデル(step format)を解析することは可能のようですが、フリーの3Dモデル作成ソフトでstep,dxfフォーマットしたデータでもよいかも知れない。現時点では、私にとって使えるかどうかは全く不明です。

2010/11/21

段付軸の座屈


ある文献によるとこのような段付軸の座屈の計算方法があるという。
(テイモシエンコのTheory of Elastic Stability 2nd Edition)
この式は下記URLに記載した式(表現は異なりますが)と同一です。
http://m-sudo.blogspot.com/2010/05/blog-post_03.html

先ず座屈係数φを文中の計算式に従って計算する。

図中の L/2,a/2 を 夫々 L,a と置いて計算してみる。

上記画像はエクセルを利用した計算例。

画像は当方の作成した座屈計算ソフトの出力結果。
本来はシリンダーの座屈計算ソフト(本案、A案共に利用式は実験からの公式化と思われる。)
結果論に過ぎないがDNV社の認証する式の結果とほぼ同じ数値になった。
冒頭のエクセルの式(チモシェンコの著作にある式)とDNV社の式は全く別物です。
DNV社の座屈計算式は下記URLに記載。
http://m-sudo.blogspot.com/2009/04/blog-post_03.html
当方の作成ソフトは下記。
http://bluesutou.blogspot.com/search?q=%E5%BA%A7%E5%B1%88

2010/11/15

手書き近似楕円と真楕円の誤差

画像は近似楕円と真楕円の誤差例。
(画像は明瞭になるまでマウスで数回クリックしてください。)
機械・構造設計などでは厳密な強度解析を必用としない場合には真楕円よりは近似楕円形状の利用を勧めます。NC加工機利用ならば設計的に真楕円形状の利用も可能です。
下記URLにも追加掲載しました。(下記URLの匿名さんのコメントも併せて読まれることを勧めます。)

2010/11/14

アクセス記録_22/11/11

ほぼ一年ぶりにアクセス記録が850を超えました。設計のデータも過去と重複するようなものもありますが、今後も続けてゆくつもりです。 

2010/11/13

カスチリアノの定理を利用してひずみを求める

カスチリアの定理を利用してひずみを求めた計算例。積分計算が入るのが難点だが、例題を組合わせたりして応用を心がけるとよいのでは?
上図の円弧部分の垂直水平方向のひずみの求め方は下記。
Web上で、本題に係るチモシェンコの著作(Strength of Materials 2nd  edition)の部分が公開されていたので下記に表示しておきます。