機械設計に関する情報を紹介してゆきたいと思います。 このブログの過去の記述は、画面左上の空欄に、例えば、油圧、と記入すると関連する記事が現れてきます(2文字以上)。Googleの設定の仕様の変化に対応して自動的に画面の配置の仕様が変更されますが、基本的な変化はありません。神奈川県横須賀市森崎5丁目付近のグリーンヒルケアハウス在。
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2009/11/29
2009/11/28
ご利用の皆様へ
本ブログは小生の感覚的な記述が多く、必要なデータを最初から揃えることが困難な場合が結構あります。従って、随時、過去のブログのデータ追記、変更なども行っています。皆様に、おかれましては以前に読んだことがございましても、左上の検索から、再度、アクセスをされて、ご確認をお願いいたします。(By m-sudo)
英会話:Thank you の周辺
著作:あるビジネスの記録
工業英語:翻訳のアドバイス
2009/11/27
パラジウム電気接点の特性(PDF)
2009/11/26
管用ねじの寸法表(含む 下穴径)
REACH対応:EUの化学物質規制
画像は下記より 日刊工業新聞社
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0520091126caak.html
上図は下記URLより。
http://www.jetro.be/jp/business/seminar/070207/shiryo2-1.pdf
REACH規制に反すると指摘された場合、欧州(EC)域内への輸出が不可能になるので、メーカーは十分対応を考慮しなければならなくなる。REACHとは、人体に有害な化学物質を製品の原料とする行為に対する規制。現在は有害であると否とに係らず、一定数量以上の化学物質を利用する場合はしかるべきECのREACH機関に報告することで将来の分析のデータとする段階のようである。
構造:シンクロメッシュ機構
上記画像は下記URLより。
http://www.tpub.com/basae/96.htm
画像は自動車のシンクロメッシュの構造モデル。自動車に限らず、変速装置を設計する際の参考になる画像です。ボールとバネがセットになっている構造の部分はいろいろ工夫が必要な気もしますが。
画像は下記URLより引用。
http://www.motorera.com/dictionary/pics/S/synchromesh.jpg
化学工学の参考WEB
2009/11/25
超小型エンコーダ:マイクロテック・ラボ
2009/11/24
すべり軸受けの耐圧荷重
2009/11/23
2009/11/22
圧縮ばねの巻き数
画像は下記URLより。 株式会社 荒井スプリング工業所。
http://homepage3.nifty.com/arai-spring/etc.html
圧縮ばねの巻き数の数え方。
上図は両端の密着部の巻き数はそれぞれ 1巻き、ばねとして作用する部分の巻き数は2巻き、総巻き数=1+1+2=4巻きとなります。
追記)下図についての説明が間違っていました。下図は研磨巻き数についての説明です。削除の上、訂正します。
ばねの難加工への対応
長円ばねの計算式
画像は下記URLより引用
http://www.okunomc.co.jp/kaizobu/kisodata6/index.html
ちょっと図中式の数値の選び方が、判らないのですが、何かの参考になるかと思うので掲載します。詳細は上記URLから情報を得ていただきたく思います。(原文は楕円となっていますが、敢えて、長円と記載しました。)
2009/11/21
2009/11/20
樹脂設計:ヒケへの対策
2009/11/18
インボリュートスプラインの図面表示
インボリュートスプラインに関してJIS規格に戸惑いを覚える方は多いと思う。現在のJIS規格ではインボリュートスプラインそのものの使用が設計者サイドで敬遠されるだろう、間違いなく。大企業では企業ごとにJISのデータを編集したJIS規格で製作されているのが現実(この内容がノウハウとされている現実もある)。私自身は未だにJISの旧規格を重宝する。なによりも判りやすい!。現在のJIS規格は専門家が理解しようとするとそれだけで一冊の本が(相当に分厚い)できるだろう。ものつくりの現場の視点に立ちとき、旧JIS規格(1972年ごろ)のデータは大変貴重です。率直に言って新JISは無駄そのもの。ちなみに、現在のANSI,ISO規格に沿った図面表記例を下図に示す。(私は下図よりも、旧JIS規格の図面表示例のほうがまだ適切にさえ思う。)特に、大径合わせが無くなり歯面合わせだけになった経緯と理由がJIS規格を見ても私、本当にわからない。(新JIS規格の利用によって歯面合わせと大径合わせの区分が不要ということらしいが)インボリュートスプラインの利用を禁止されているような錯覚を現実に覚える。(新旧の変化でモジュールごとのデータが現在のJISからはほとんど抜け落ちている。)もしかしたら、自動車工業会で独自の規格として生きているのだろうか。インボリュートスプラインに代わる平行キーの利用は、私には手抜きそのものにしか思えない。寿命が間違いなく短い。製品の売れ行きを維持するための方策ではないかとすら思える。インボリュートスプラインに関して、販売される製品開発ではなく、個別の機構設計を行う場合は、現状では旧JIS規格は必須です。
上図は下記URLより(ドイツ)
http://www.hexagon.de/wn5_e.htm
上図は下記URLより(ドイツ)
http://www.hexagon.de/wn5_e.htm
2009/11/16
設計データ:油圧シリンダー
画像は下記URLより
http://www.hydraulic-cylinder.net/p13.php
油圧シリンダーの概括的な設計データが得られるWeb。ここで注意するべきは座屈の計算を確認すること。当方で作成した段付き柱の座屈計算ソフトを利用して座屈計算を行うなどでシリンダー長さごとに座屈の安全率を確認してシリンダーを注文する。ストロークに関しては当方のリンクで紹介しているシリンダーストロークを求めるグラフで概算を行って、詳細なストロークを計算で求めてゆくと効果的でしょう。
追記(2014.11.19)
上記メーカーの最長ストロークは座屈限界を意味していません。多分、加工場の制約から決められたとみています。やはり、当方のシリンダー座屈計算ソフトで検証を実施することを推奨します。
下記URLでソフトの紹介。
http://m-sudo.blogspot.jp/2011/01/blog-post_9443.html
価格は現在2,000円としています。5500円で購入済みの方には段付き軸の座屈計算ソフトを送付予定。段付き軸の計算ソフトは単体の有償譲渡の予定はありません。ただし、5,500円で購入を希望される場合、段付き軸の計算ソフトは近い将来、送付します。2000円の場合、入手は不可です。
段付き軸の計算ソフトの計算過程はUSAのBellヘリコプター社の文書(I.Tで入手、現在は多分、入手不可)によります。(VBAでの自動計算を容易に実施する改善策は当方で考案。考案というほどでもないが。)
2009/11/15
スプリングピン:幾何公差の必要性
追記 2017.04.17
ご承知と思いますが、スプリングピンは振動環境で使用される機械装置に使用はNGです。
ご留意願います。
平行キー溝でも同様だが、スプリングピン穴には軸側、穴側ともに幾何公差を設定しておきたい。
下図は太陽ステンレスのURLより引用したスプリングピン利用の設計ガイド。
下図はストレート形スプリングピンの仕様:太陽ステンレス 株式会社
鉄鋼製、ステンレス製ともに記載されていることに留意。
下図はISO規格データ
ご承知と思いますが、スプリングピンは振動環境で使用される機械装置に使用はNGです。
ご留意願います。
平行キー溝でも同様だが、スプリングピン穴には軸側、穴側ともに幾何公差を設定しておきたい。
下図は太陽ステンレスのURLより引用したスプリングピン利用の設計ガイド。
下図はストレート形スプリングピンの仕様:太陽ステンレス 株式会社
鉄鋼製、ステンレス製ともに記載されていることに留意。
下図はISO規格データ
2009/11/14
設計知識 あなたの機械設計ココが足りない
画像は日刊工業新聞社 刊行 あなたの機械設計ココが足りない 和田 肇 著 の表紙。この本を読み手はどのように読むのだろう。設計の参考書、それとも、読み物として、・・・この本を読んでみると判るが、内容は機械だけでなく電気関係の記述まで及んでいる。この中に、ソレノイドの磁界発生が動作を妨げた例などの記述には筆者の広範な所有技術の蓄積をみた。ほとんどの内容が私にとっては斬新な内容で、数学的な考察は抜きにして読み物として楽しめた。実験検証の考察のヒントとしても十分実務に参考になります。一つの知識が関連知識の洞察にアンテナを10倍にも100倍にも広げてくれることを実感させる良書と思います。通勤の電車内での読み物としても楽しめる著作です。
ANSI規格に沿ったUSAの図面表記例(幾何公差)
ITを回って見つけた図面の表記例。突っ込みどころは多いけれど、あちらでは、この程度に形状公差を細かく規定している。というより、私が眺める限り、周囲には納品する図面には形状公差の記号が恣意的に抜けている図面の多いことだろうか。巷のJISの機械製図の参考書にはこの形状公差が記載されていない例がほとんどである。これも形状公差への無理解を進めているようなものと思う。(もしかしたら、現実には、形状公差は図面発注者サイドで追加記載する取り決めになっているのかもしれない)。MMC,LMCなどの最大実態公差、最小実態公差の意味を良くつかむことが肝要です。超大手メーカー(国内)では、JIS規格+S(Modification:Regardress of feature size)を慣用しているところもあります。(ちなみにAutoCadのデフォルトでSが含まれていたりします。)
下図はAnsi 規格。(Modificationとデータム記号を除き、この幾何公差の考え方はJIS,ISO,ANSIに共通しているそうです。)
下記はAnsi規格。英語表現の方が判りやすいのは気のせいでしょうか。
参考:http://techon.nikkeibp.co.jp/article/FEATURE/20091201/178183/?ST=mono&P=1
ハイトゲージとダイヤルゲージの組合わせ
画像は下記URLより。
http://monoist.atmarkit.co.jp/fmecha/articles/kikakousa/03/kikakousa03_a.html
図は定盤の上に設置したハイトゲージとダイヤルゲージの組合わせ。このセットがあるだけで結構、形状公差の確認などが可能になります。他にはストレートゲージ、Vブロックがあれば強力です。これで計測できない形容公差は3次元測定器へ・・・、というのが、私の経験。必要に応じて計測用治具を自作することもある。
上記URLには他にもノギス、マイクロメータ、シリンダゲージ、三次元測定器の画像が記されている。ノギスの利用での計測は片手でノギスを持つこと。決して両手でノギスを持って計測してはいけない。(但し、重量のある大きなノギスは両手での保持が必要)シリンダゲージは計測時の振れにコツが必要。内径計測にはボアマチックの方が安心感がある。3次元測定器の場合、最初に校正を確認する必要がある。他に、ピンゲージ、スキマゲージ、ねじのピッチゲージ、角度ゲージ、そして、恒温環境(23°C)があれば、計測環境としては基本的にまずまずでしょう。
旧JIS自動車用インボリュートスプライン
2009/11/13
機能部品:含油軸受 オイレス工業
構造:ワンウェイクラッチ
2009/11/12
ステンレス鋳鋼
画像は下記URLより 米子製鋼株式会社
www.yonago.co.jp
追記)2017.11.07 必見のWebです。
ステンレス鋳鋼は希少金属を食う省資源の反対側に位置するが、環境に対応するには必須の材料でもある。ここのURLにはステンレスだけではなく他の鋳鋼のデータがPDFとして揃っている。鋳鋼というとあまりイメージが湧かないが、用途だけでも眺めるだけでも有益です。
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