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2008/05/31

エンジニアリングプラスチックの設計データ

工業用プラスチックの物性値などの参考URL。金型設計だけではなく3Dモデル作成の上でも必要な基本的知識です。URLの利用には登録が必要です。URLはリンクにも記載してあります。
http://www.polyplastics.com/jp/index.vm

Pro/E のディスカッショングループ(英文)


Pro/Eに関するグループです。英文ですが、判る方は覗いても損は無いと思います。
http://groups.google.com/group/comp.cad.pro-engineer/topics
英語は必要があってこそ覚えられるものです。それにしてもこの投稿量の多さには圧倒されます。タイトルだけでも眺めるだけでもよろしいかなと。

ミツトヨの計測器のラインアップ

計測器の大手メーカーの計測器のラインアップのURL。

http://www.toyokohan.com/mitutoyo/mitutoyo_index.html

表示の他にも3次元測定機、ボアマチックなどがあり、精密な定盤、Vブロックも工業計測には欠かせない。1ミクロンを競う計測には、計測環境として23℃(ISO基準)、湿度50%、1気圧の恒温環境と防振環境が欠かせない。計測器の保管環境も重要ですね。

尚、計測関係のURLとしては下記が初心者にも比較的わかりやすい。
http://www.natuo.com/sokuteigunotukaikatahure-mu2.6haitoge-zi.htm

設計者としてはノギス、ダイヤルゲージ、Vブロック、定盤、簡易3D計測環境があればと思う。3Dの計測環境は個人事業所なら思い切って自作する方法もあるかと。

2008/05/26

はすば歯車の自動製図


画像はエクセルではすば歯車の仕様計算を行い、そのエクセルデータをPro/EのPro/Programに取り込み一気に部品図作成まで行ったサンプルです。右上の画像がPro/EのPro/Programの内容です。ここに記されているデータ群がエクセルから自動的に送られてきます。この手法ではエクセルのファイル名をPro/E側で記述する必要があって完全自動とは言いがたいのですが。歯の断面図などは実際の大きさ(寸法:尺度指定可能)に自動的に作画するようになっています。(いわゆる偽尺ではありません。)
要目表の日本語記入個所だけが手入力を要します。この場合は図面作成を考慮したモデルになっていますが、実モデル(歯形を実際の形状にしたモデル)も作成は可能ですが、現在のところは、図面作成を目的としたモデルとは別名称にする必要があります。全体としてこれでもちょっと煩雑な作業になるので公開にはまだハードルが残っています。Pro/EがエクセルからVBAを利用してPro/Eをエクセルで操作が可能になればずっと楽になるのですが。CatiaV5はそれが可能なようなのです。思案、工夫の必要なところですね。
追記:エクセルのスプレッドシート情報をPro/Eに渡す方法は下記URLに記載されています。必要な方はPDFなどに記録しておくとよいでしょう。また、はすば歯車の部分は空洞としてモデル化しています。ご参考に。
http://www.profilesmagazine.com/p22/tips_muirhead.html

2008/05/25

USAのブロガーからのメール


今朝、USAのブロガーからリンクに感謝のメールが届きました。CAD システムのソルーションの情報提供を心掛けられている方からです。当方のブログからの訪問者が増えていることへの感謝です。正直にいえばここのブログはビジターがどこのサイトからやってきたかが判るようになっています。インターネット環境が整ってきた現在、匿名の利用は、私は個人的には利用意味がないことと理解しています。特にBBS(掲示板環境)においてはこのスタンスは原則とさえ考えています。ご利用の皆さんにはご理解をお願いします。

さて、USAの紹介ブログではエクセルとPro/Eの情報のやりとりをJ-Linkで活用するテクの紹介をされています。エクセルでの情報がPro/Eのモデリングに自動的にリンクするということです。平、はすば歯車に関しては図面作成までの半自動作成システムは用意していますが、この公開にはまだ少し時間をください。もしかしたら、シェアウエアの公開も可能かもしれませんが。はすば歯車までは旧JISの歯車図示法(簡略図)の図面まで一気に作成可能です。当方のはJ-Linkは利用していないので本当にPro/E環境の奥深さを垣間見ていること、そして実感しています。(利用はエクセルとPro/Eのリレーションだけで可能なのです)
画像は旧HPで紹介した手法の一部。

追記) エクセルのデータをPro/Eに渡す方法は下記URLにpdfとして格納してあります。必要な
     方はダウンロードしてください。
     http://m-sudo.sakura.ne.jp/soft_data/
     ファイル名: ExcelからProEのモデル操作.pdf



2008/05/22

Pro/Engineerの Tips & Tutrial


英語圏では3DCADのPro/Eの無料Tips & Tutrialを紹介するURLが本当に多いですね。国内でも東海大学など基本的な項目ですがWEB上で操作方法などを公開しています。上智大学は書籍で説明しています(特にトップダウンモデリングの説明)。これらは、操作方法の理解が即、設計に繋がるという訳ではないのですが、設計の一助には十分な役割を持ちます。英語圏などで3DCADの普及が進むのは2Dでの図面表現と読取りが難しく思われている側面があるのではと思います。(特に中進国)逆にいえば2Dでの設計は国内の無形の設計財産の側面を持ちます。3D図面の規格化の動きがあるようですが、まだ時期が早いかとも思います。(勿論規格標準化への体裁の蓄積は必要です。個人的にはJISで付属書としての記載があるべきと考えます。)リンクに英語圏の無料Tips&TutorialのWEBへのリンクを張ります。説明が不十分でも十分でしょう。画像は紹介のWEBより。

2008/05/20

油圧システム(回路、構造)の基本



油圧システムの基本を説明しています。時間の余裕があれば遊び心で楽しめます。私的にはここのサイトででは下記URLの主要機器メーカーの項目が大変参考になりました。
http://www.ishinotec.com/products/index.html

画像は油圧講座のトップページより
この単純さに惹かれますね。
http://www.ishinotec.com/lecture/html/structure/index.html

2008/05/17

最大応力と応力振幅

最大応力と応力振幅に関する資料を紹介します。リンクに追加しました。16-3表についてS20Cの焼きならし材(平滑試験片)について参考にいえば手元の資料では
回転曲げ       20kgf/mm^2
両振り引張り圧縮  16kgf/mm^2
両振りねじり      11kgf/mm^2
となっている。寄せ集めた資料で同一材料、同一条件でも数値が大きく異なっていたりするので参考程度に。また、資料中、川田の仮説については、仮説ではなく実用論として計算書作成に利用していました。
 出典URL: www.takamatsu-nct.ac.jp/fukui/cad/16.doc 

歯車の自動モデリング(Pro/E)

歯車の自動モデリングは可能だろうか。はすば歯車は無論のこと、かさ歯車、曲がり歯かさ歯車でさえも。結論からいえば、限りなく可能に近い。歯形は歯元曲線はトロコイド、歯面曲線はインボリュートだから転位歯車は無論のことですが切下げ歯形にも対応は可能です。
Excelで歯形データ(点列座標値)、歯幅を自動出力してPro/Eで操作一発で取り込んで{再生}をクリックするとモデルと図面が自動的に完成する。多分、どこかの企業では完成してノウハウとして蓄積しているかもしれないというのが実感です。歯車の歯形のモデリングは時間と資源の無駄という方がおられるかもしれませんが、私はそうは思いません。3D設計では必須の作業となると思います。自動車のトランスミッションの歯車列をメカニズム利用で回してみるプレゼンテーションを必要とする時代はいつか来るでしょう。

英語ですが参考になると思います。
http://www.profilesmagazine.com/p22/tips_muirhead.html
(リンクに追加しました)

ちなみにPro/Eの場合ベルト伝動もモデル化可能です。(ベルトの回転モデルではなくて回転伝達機能:WF2以降)。歯車を例に掲げましたが、他の機構でもショベル(ユンボ)操作で、特定のバケット動作を行うための操作レバーの操作感覚をモデルで動画表現も可能かもしれません。専門的になりますが、土木建設機械のモータグレーダのバンクカット姿勢操作(垂直側面カット操作)をPro/Eで再現も可能でしょう。油圧の流量制御、方向制御をアクチュエータの動きに表現させる工夫の例です。

2008/05/14

情報は公開を心掛けましょう

最近、ある新聞で中小企業の金型メーカーが得意先の企業(大企業)に大量の受注を受けていたのが
図面を渡したら注文が途絶えた・・・の記事が。この類の話は類例に事欠かない。被害を受けた当該企業にはいう言葉もないのだが、この場合は思い切って情報を公開したらどうだろう。さすがに相手企業の名前の公開ははばかれるにしても技術の公開はまだ大丈夫と思う。このことによって、アクドイ事をした某大企業の名称は公開されるのも同然になる。 金型技術のノウハウは中小企業にとって生命線である。そして中小企業の発展が日本という地域を支えるキーワードとするならば、技術を盗んだ某大企業の行為を評価するのはまた日本で暮らす多くの人たちである。騙す行為はばれるものです。ま、私のような超のつく零細事業主にとっては情報公開を心掛けることの判断はひとつの生命線であると思う。追加になりますが、情報公開と守秘行為の区分けは企業の経営判断の重要な要素で、公開することが良いとは即断できないことは確かです。中小企業の場合、特許申請を済ませても競争相手(資本力のある)はその特許の周辺技術を特許で固めて、結果、特許申請者(権利者)でさえ利用できなくなる例もあります。究極の対策は(図面を渡さない)ということをどれだけ守れるかでしょうね。

2008/05/10

近似楕円のコンパスによる描画


CADが普及して正確な楕円のCAD上での作図が容易になってきました。しかし、この正確な楕円という形状は実際には機械工作の面では扱いがとても面倒です。NC加工機なら大丈夫でしょうが、例えば楕円パイプを板金加工する場合は円弧で近似した楕円形を利用することになります。一般に利用されている4分割の楕円形状は相当なアバウトな形状になってしまいます。12分割にすると余程扁平な楕円でない限りは肉眼ではCAD上でも違いが見えがたいほどに正確に描画可能になります。画像の楕円の形状は実際のCADによる真楕円と作図した楕円が2重にオーバーラップしている筈ですがそのようには見えないですね。この作図は12分割で作図している例です。作図方法を説明した資料をリンクからダウンロードすることができますのでご利用ください。尚、市販ソフトでは16分割での描画方法がどこかの企業から販売されています。16分割になると扁平な楕円体でも実用上相当な程度まで円弧化が可能になります。
描画手順の説明書は下記URLより取得できます。
http://bluesutou.blogspot.com/
追記:真楕円との描画誤差の検証例を下記URLに記載しました。(45°楕円の例で示す)
http://m-sudo.blogspot.com/2009/05/cad.html

追記) 上図の説明は間違っていました。コメントを頂いた方に感謝します。正しい描画方法は下図を参照にされるようお願いします。(2010.11.08記)

2008/05/07

想像力の発展のために


インターネットの楽しみのひとつは、実地に行かなくとも、そのエッセンスを楽しめることがある。画像の紹介URL http://grade12precalculus।blogspot.com/
から得た情報を紹介します。単なる数式の羅列ですが、しかし、その適切なカラーリングの使用、に本当に感心しています。子供達に情報を伝える時、その伝え方の手法によって、子供達は、それなりにまた、様々な出来事を吸収する。数式の表現の仕方、ひとつ、本当におろそかにできないと思います。
画像の出典:
http://grade12precalculus।blogspot.com/

2008/05/06

インターネットを航海する


インターネットを航海すると思いもかけない風景にあったりします。過去の実際の旅行で見かけた風景とか思わず航空画像で検証する気分になったりすることがあります。画像は1羽の野鳥の画像ですが、右下の画像、時計と当方のPCの画面の時間表示の差の留意。
画像出典は、http://imac-photosfromthemindseye.blogspot.com/

2008/05/04

Pro/Engineer で作成したモデル例:001


数年前に作成した3次元モデルのひとつを紹介します。利用ソフトはPro/ENGINEER 2001。
特に難しい操作は必要としないがモデリン グの発想力が必要です。私はUSAのあるWEBからこのモデリング手法を読取ってその通りに作成することができたのです。このような例は独創では作成のコ ツを知らなければ誰でもモデリング可能とはいえない。しかし、一度このモデル化を体験すると類似のモデル、例えば電熱器のニクロム線などのモデル作成が容 易になります。(決して難しいモデリングではないのです)
数年前の例ですから、Pro/E以外の3次元ソフト(例えばCATIAなど)でも多分、作成可能と思います。
本データはリンクから取出すことが可能ですので、ご希望の方はダウンロードしてください。データは、全抑制をかけてあるので、レジューム操作を行ってください。(但し、Pro/Engineerのデータです)

2008/05/03

シンプソンの公式の誤差

定積分の数値計算に用いるシンプソンの公式は良く知られているが、その誤差については、あまり知られていない。結論だけ記載しておきます。(出典:微分積分学 吉田洋一著:培風館)

m*h^5*G/90=(b-a)^5*G/(2880*m^4)
G:d^4*f(x)/(dx^4)の最大値
m:閉区間[a,b]の分割数/2
h=(b-a)/(2*m)

この式を眺めただけでどの程度分割すればよいかが推測できます。別トピックで示したExcelVBAのプログラムの分割数は余分に分割していることが推測されます。

下記は菅沼研究室のURL(リンクに記載済み)から引用したC++のプログラム例
http://www।sist.ac.jp/~suganuma/kougi/other_lecture/SE/num/Simpson/C++/Simpson.txt より

/********************************/
/* シンプソン則 */
/* coded by Y.Suganuma */
/********************************/
#include
#include

double snx(double);
double simpson(double, double, int, double(*)(double));

main()
{
double y, pi2 = 2.0 * atan(1.0);

y = simpson(0.0, pi2, 100, snx);

printf("result %f\n", y);

return 0;
}

/********************/
/* 関数値の計算 */
/********************/
double snx(double x)
{
return sin(x);
}

/***********************************************************/
/* 数値積分(シンプソン則) */
/* x1 : 下限 */
/* x2 : 上限 */
/* n : 分割数 */
/* fun : 関数名(f) */
/* return : 積分値 */
/***********************************************************/
double simpson(double x1, double x2, int n, double(*fun)(double))
{
double s1 = 0.0;
double s2 = 0.0;
double s, x, h, h2;

h = (x2 - x1) / n;
h2 = 2.0 * h;

for (x = x1+h; x < x =" x1+h2;" s =" h">

Jwwの操作説明


必要に応じてフリーの2DCADソフト:Jwwを利用することがあります。Autocadで読込めないDXFファイルをJwwでDXFデータとして作成し直すことでAutocadで読込み可能になる場合が、当方のCAD設定にあって頻発するのです。それでも、Jwwの画面で図面を修正したい、そんな状況によく出合います。しかし、操作がなかなか覚えられない、主に利用しているCADではないのでいつも付きまとう不便さです。この不便さを多少なりとも解消するURLを紹介します。

このURLのページをPDF化することでいつでも利用可能にしています。(IT環境では作業しないようにしているため)大変便利なので紹介させて頂きました。

http://homepage2.nifty.com/christchurch/q_a_of_jww.html