最近、ある新聞で中小企業の金型メーカーが得意先の企業(大企業)に大量の受注を受けていたのが
図面を渡したら注文が途絶えた・・・の記事が。この類の話は類例に事欠かない。被害を受けた当該企業にはいう言葉もないのだが、この場合は思い切って情報を公開したらどうだろう。さすがに相手企業の名前の公開ははばかれるにしても技術の公開はまだ大丈夫と思う。このことによって、アクドイ事をした某大企業の名称は公開されるのも同然になる。 金型技術のノウハウは中小企業にとって生命線である。そして中小企業の発展が日本という地域を支えるキーワードとするならば、技術を盗んだ某大企業の行為を評価するのはまた日本で暮らす多くの人たちである。騙す行為はばれるものです。ま、私のような超のつく零細事業主にとっては情報公開を心掛けることの判断はひとつの生命線であると思う。追加になりますが、情報公開と守秘行為の区分けは企業の経営判断の重要な要素で、公開することが良いとは即断できないことは確かです。中小企業の場合、特許申請を済ませても競争相手(資本力のある)はその特許の周辺技術を特許で固めて、結果、特許申請者(権利者)でさえ利用できなくなる例もあります。究極の対策は(図面を渡さない)ということをどれだけ守れるかでしょうね。
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