Involute_Curve_3.1を用いて歯形係数の計算誤差を比較してみました。
1)バックラッシゼロの標準歯形 と 自動車トランスミッション用歯車精度のバックラッシ設定歯形(旧JIS3級レベル)
この比較では歯形係数で約0.1の差異が生じています。
円周歯厚以外のデータは全く同一。
この差異は歯元部の曲げ強度計算において、設計上無視できないレベル です。一般の産業機械用途ではコスト上、もっと大きなバックラッシの設定が普通であることを想定すると理解可能かと思います。
2)歯元曲線部の分割数min20 と max48 での歯形
(バックラッシゼロとします)
この比較では歯形係数の差異は小数点以下3桁目で見られるという実際上は全く同一という結論がでます。
上記2例は入力値を変更しても同一傾向あり、一般性があります。
比較画像は下記リンクよりダウンロードすることで得られます。
http://m-sudo.sakura.ne.jp/soft_data/kikaisekkei_data/PDF_Bunken_Siryou/Hagata_Keisuu_no_Sai.pdf
Involute_Curve_3.1を使用しての歯形係数を求める操作法の説明は下記リンクに説明があります。
http://m-sudo.blogspot.jp/2016/12/blog-post_29.html
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