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2012/01/09

クリムトを紹介した著物:{クリムト 金色の交響曲}

近世オーストリアの画家 クリムトとその絵画に関する考証をまとめてある著作。小生がクリムトの絵に魅せられてそれがウィーン行きの旅になったのだが、当時本書はまだ世に出ていなかった。
ためにクリムトの絵画はベルベデーレ宮殿の範囲でしか鑑賞できなかった。それでもその精緻な職人気質を思わせる技巧に感嘆したものだが、もうひとつウィーンにレオポルド美術館というやはりクリムトの絵画を展示する美術館があったことを本書によってはじめて知った。残念。
当時のシェーンブルン宮殿の前での小生。著作権が絡むかもしれないが、クリムトの代表作のひとつ、ふたつを紹介する。 ベルベデーレ宮殿はシェーンブルン宮殿より小さいが交通の便がよいところにある。
上記2点は類似性が指摘されているそうである。(もちろん、ともにクリムトの作品である。)クリムトの真骨頂は絵画の装飾性ではなく、現代でいう写真画像そのものといってよい描画力にある。感嘆の言葉も出ない。もう一枚。こちらは実物はまだ見ていない。


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