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2018/09/30

シリンダーの座屈計算に使いやすいグラフ_1



実務に実際に使用した経験のあるグラフ。縦断性係数(E)が大径側、小径側共に同一という制約があるが、中間データを拾いやすいグラフです。結果には安全率を考慮する必要があります。重機の油圧シリンダーの場合、安全率はどの程度に拾いますか?

下図は当方作成のソフトより(座屈荷重の変化の推測の参考にはなると思います。)

r 切り欠きを有する中空パイプの応力集中係数

データは1970年代の頃で古いのだが、近頃の文献を探しても見つからないので紹介
します。出典はゼネラルダイナミック社の Structural Analysis Manual。

2018/09/29

特殊断面形状のねじり中心_2

直感的には信じられないが、数学的手段で実証されている。

両端オーバーハングした等分布荷重を受ける梁

両端オーバーハングした連続はりの計算式
過去に紹介したような気がしていたのですが、見つからないために引用元を変更して改めて紹介します。

特殊断面形状のせん断中心


特殊断面形状の剪断中心(e)。
出典:ADVANCED MECHANICS OF MATERIALS Fifth edition
   ARTHER P.BORESI 他
   JHON WILEY & SONS,INC
下記URLも参照
http://m-sudo.blogspot.com/2014/08/blog-post_22.html
断面軸に負荷をかける場合は、せん断中心上に印加する。せん断中心の外に印加するとねじりたわみが必ず発生する。せん断中心が断面の外部にある場合は負荷を受けるためのリブを溶接などで設ける必要がある。

2018/09/28

ばね設計に関する知見:(株)松尾製作所

株式会社 松尾製作所

普段は計算技術で済ませてしまうばね設計ですが、下記URLではばね設計の背景の
説明もなされおり、是非、全項目、全文の読了を勧めます。
http://www.kk-matsuo-ss.co.jp/design-knowledge/

2018/09/27

厚肉円筒、厚肉球殻の応力計算式(再掲)

厚肉円筒の応力計算式は下記
http:の//m-sudo.blogspot.com/2017/12/blog-post_6.html

厚肉球殻の応力計算式は下記
https://m-sudo.blogspot.com/2012/12/blog-post_31.html

この機会にこの様な計算式が存在することも想起してよろしいかと。

2018/09/26

物質の溶融温度

2003年時点でのUKのケンブリッジ大学の資料より。

2018/09/25

ISO 製図用線種一覧

2003年ころのデータ。現在でも通用すると思われる。

2018/09/24

Involute_Curve_3.1 の操作法を説明した動画

Involute_Curve_3.1は転位歯車、円周歯厚削減歯形(バックラッシ対応)の正確な形状を描画します。歯隅部の曲線も正確なトロコイド曲線によって構成されます。(実際の描画は点列によって表現します。)構成された点列をスプライン操作でCAD上に曲線として描画されます。このあたりは過去に何度も紹介しています。画面左上の白い窓に、involute と記入して検索チェックをすれば関連する過去のページが紹介されます。

この操作で得られた歯形はFEM解析で特に威力を発揮します。当方は歯隅曲線を円弧Rで代用することの危険性を過去に紹介しています。


2018/09/23

円錐の側面体、円錐台の側面体の慣性モーメント

見慣れないサーフェス(側面)の慣性モーメントを求める式。(底面、円錐台の場合は底面、上面は含めない)

2018/09/22

円錐台の慣性モーメントの導出法


様々な形状の長柱の座屈

 右図は様々な形状の長柱の座屈を求める計算式の適用例です。
出典は1975年頃のベル・ヘリコプター社の構造設計マニュアル。原文のままでは理解することが困難なために、当方で、計算手順を極力理解頂けるようにまとめたものです。有償(1000円)ですが、ご利用の際は自己責任でお願いします。お申込みの際はE-mailにてご連絡ください。銀行振込の口座番号を連絡いたします。確認がとれましたら、添付ファイルにて送付いたします。実際にご利用の場合は、実験などで、確認を取られたうえで結果の採用に進むようお願いします。
尚、全体として表紙を加味して25ページあります。



拡大図(図が小さくて読み取り難いので下図をコピーしてペイントに貼り付けて150%ほど
拡大してみてください。この図は上記譲渡文献には含まれていません。)

2018/09/21

回転体の重心の計算手法

出典は下記リンクより入手可能。必携の文献です。
http://www.dtic.mil/dtic/tr/fulltext/u2/274936.pdf
この文献は電子データとして国立国会図書館にも存在しています。

2018/09/20

曲がり梁の公式

過去に紹介しましたが改めて紹介します。内容は不変です。
日本機械学会の文献とは公式が異なりますが、ここで
紹介する式の活用を勧めます。USAでは一般的な公式です。






追記(2018.9.21)
上図において台形の公式に説明不足がみうけられたので下図のように追加します。台形と逆台形に関する説明の個所は下図に置き換えてください。


2018/09/18

ISO系のCADの線種の規定例(機械系かどうかは不明)

ISO系とみられるCADの線種の規定例。機械系かどうかは不明。

大塚商会の「実務者のためのCAD読本」

https://mypage.otsuka-shokai.co.jp/contents/business-oyakudachi/cad-lecture/index.
大塚商会:実務者のためのCAD読本

以前にも紹介したが、やはり、読む価値があるので再度お勧めする。
面の肌記号の記入上の注意点と使い方 など。「世界で戦うための製図技術」

2018/09/17

Navier の 方法 (単純支持の板)

http://www17.plala.or.jp/poppy06/downloadfile/structure/111006Navier.pdf
上記リンクを参照。

平板(周辺支持)のたわみを求めるソフト。
入手必要な方はメールにてご連絡ください。(\5,000)

2018/09/16

4次、3次方程式の解を求めるソフト


上図は10年近く前に作成したソフト。Windows XPのマシンに組み込んで使用。
近年のWindows10対応のマシンでは縦のドット数が少なくて使い物にならない
ことが理解できると思う。現在でも業務にXPマシンを利用している知人も多い。
機械設計のCAD利用はWindows7以降では息が詰まる思いがする。

USAの単位系とSI単位系の比較

USAの単位系とSI単位系の換算にはいつも悩まされる。
ここに換算表をUPする。
図の出典は "Machine Elements in Mechanical Design"  Pearson Education

2018/09/15

ジャイロセンサー、精密機器メーカ:多摩川精機株式会社

現役の頃、中央高速道で訪問したことのあるメーカー。主として、ジャイロセンサー、精密モーターのメーカー。何かのいきさつでドイツのMAXON社の製品が必要と考えたら、国内メーカーとしての多摩川精機株式会社の製品カタログを眺めてみよう。これからリニア新幹線が通るようになれば、長野県飯田市付近に所在する同社の知名度は一段と上がるかもしれない。
https://www.tamagawa-seiki.co.jp/
https://m-sudo.blogspot.com/2009/07/blog-post_2308.html
多摩川精機株式会社の製品群は宇宙機器開発レベルの精度を保っている。


2018/09/14

鋼材に曲げ荷重が作用するときに生ずる応力

鋼材に曲げ荷重が印加される場合に生ずる応力分布の様子。
画像の出典は "STRUCTURAL ENGINEERING FORMULAS"  ILEA MIKHELSON 著

2018/09/13

接触応力の形

平面上に作用する接触応力の公式の例
原典:AD759199 Stress Analysiss Manual より引用
上記のマニュアルはITよりダウンロードできます。
https://www.studymode.com/essays/Ad759199-Stress-Analysis-Manual-68875168.html

2018/09/12

アルミニウム合金の特性表

久しぶりの投稿になります。USAのある航空機製造会社の1975年頃に使用された設計データです。過去にも投降したかもしれませんが、その場合はご容赦願います。英文ですが、辞書があれば容易に読み取れるデータです。
使用単位は ksi です。出典はBell Helicoputer社の構造設計マニュアル。真偽はご自分で
ご検討ください。(半世紀近く前のデータ)
表中、L、LT、STの文字は粒子方向に関する対応したデータを示します。
追記:下記URL参照。
   http://m-sudo.blogspot.com/2017/11/02.html


2018/09/10

長らく休稿しました

しばらく休稿しました。実は今年、2月16日激しい腹痛に見舞われて、相模原市の某協同病院に救急車で運ばれ、緊急手術を受ける羽目になり、小腸と大腸をそれぞれ部分切除して再接続する手術を措置されました。7月25日まで半年近く入院する羽目になりました。
腹部右半身全体に膿がたまりその除去に体内に管を挿入して自然に排出して、排出物が完全になくなるまで入院した期間が長引いた理由です。(ガンではなくて、小腸と大腸の接続部に穴があいて、小腸の漏出物が体内の臓器の周辺にたまった疾患です。)
退院後は同じ相模原市内のローヤルケアセンターに入所してリハビリに専念しました。
そこのリハビリの技術は確かで、現在では、手術の後遺症が残るものの自力歩行も可能になり、毎朝天気の良い日は1から3km近い距離の散歩を行っています。連れて住所も横須賀市衣笠の近くのケアハウスに移転しました。
本日、ようやく従来の様々なソフトのパスワードも回復してブログの再開も可能になりました。小生、まだまだ皆様にお伝えするべき技術計算(USAのNASA関連データ)が結構残っており、今後はおいおい紹介してゆく予定です。
ただし、データのよりどころの文献の発行期日は1975年頃と古いのですが、それなりにこなれているデータと思います。では、今後ともよろしくお願いいたします。