重心周りに傾けたときの、断面2次モーメントと曲げ応力を求める式。回転方向(反時計方向に回転)に留意。
下図にて計算結果を確認してみました。
追記(2014.06.26)
上記の式が適用可能なのは溝形鋼、H形鋼、I形鋼などです。L形鋼の場合は異なる計算式になり、CADで描画してCADの解析機能(リージョン)を利用することが無難です。手計算で求める場合は最も弱い数値の状態を割り出して、その場合の計算値を求めるしかないのだろうと思います。
出典は propiedades secciones.pdf より。
当方のサーバーに登録済です。
参考に
L形鋼のようにXX,YY方向に図心を通る軸線に対称な形状がない場合は回転軸の角度変換に
応じた断面2次モーメントの換算には慣性乗積のパラメータが必要になる。
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溝形鋼、H形鋼などのように図心軸線に対称な形状にXX,YY方向のどちらかでも構成されていると
慣性乗積はゼロとなる。
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参考文献
上記文献は当方のサーバーに登録済み。
回転軸の平行移動の場合の断面2次モーメントの換算は下図。
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