追記 2010.10.01
下図の計算式について、上図シリンダーソフトA案との出力結果に関して、様々なモードを試してみたが、結論を言えば相関性はほとんどなかった。両端固定のモードにおいてのみ概略的な近似性がみられただけであった。おそらくは中間保持の箇所の保持部分の長さが影響しているのかもしれない。下図の計算式をシリンダーの座屈荷重本案及びA案に適用することは不可である。本文は一時的な偶然の一致とみるしかない。
概略的には両端固定の場合、A案との比較でいえば下図モードの方が若干座屈荷重が小さめ。ヘッド側固定、ロッド側自由に場合は下図モードの方が座屈荷重が明確に大きい。ヘッド側を自由にしてロッド側を自由、または固定にした場合は下図モードの方は座屈荷重は明確に少ない。
下図の計算式はロッド径、支点距離だけの計算式(上図B案)に関しては論理的な説明のつく相関性を示していた。シリンダーではなくて、長軸の中間保持の場合の座屈計算式としては下図計算式は B案の出力値の結果を眺めていると相関性の高い極めて信頼するべき結果を算出しているらしいことは実感している。中間保持位置に応じてB案の出力値に関しては相関性のありそうな大きな座屈荷重を算出している。
上記追記、記載前の原文
当方の作成した油圧シリンダ座屈計算ソフトの出力値を検証してみた。上図は当方の作成ソフトの出力値でA案に注目。下図はガイドブッシュの付近をシリンダチューブに座屈変形がないという前提で変形防止のサポートを加えたロッドの座屈計算。偶然かもしれないがこの出力値はほとんど同じである。下図において座屈計算式に黒塗りでマスクをかけたがご容赦。この計算の出典は図中に示してあります。
追記)
上の方の図で A案の座屈荷重 W の数値 65626.9615 Nが対象です。下の方の図で 出力データ 63675 N の数値と比較します。誤差を考えるとほとんど同一と考えても構わないレベルの数値です。
本計算ソフトは有償(5500円)にて譲渡可能です。必要な方は、ここのプロフィール(右側にリンク)に記載したE-メールアドレスにてご連絡ください。
本ソフトは座屈力から求めた市販油圧シリンダーのシリンダサイズ選定ソフトとして利用します。
0 件のコメント:
コメントを投稿