2017年4月17日月曜日

歯形係数の計算式について

日本機械学会と日本歯車工業会(JGMA)の計算式が異なる事をご承知でしょうか。気になってインターネットで検索すると国内Webでは日本機械学会の計算式がほとんどです。大学の教材にも日本機械学会の計算式が採用されているとしか思えません。
日本機械学会の歯形係数の計算式はISO 6336 規定の式とは異なっています。日本歯車工業会(JGMA)の文献では40年ほど以前よりISO規定の式を採用しています。


日本機械学会の式を採用した場合、安全側に入りますが、それを可とするかどうかは企業の判断次第でしょう。複合歯形係数の算式は当然利用不可になります。
複合歯形係数 > 歯形係数(日本機械学会) > 歯形係数(JGMA,ISO) の関係があります。
ネットではISO圏では歯形係数(Gear Form Factor)関連は複合歯形係数、USA圏ではAGMAの独自計算式が普通です。ISO圏で旧来の歯形係数表示は日本だけの様相です。
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オーストラリアのWebで見つけたISO系の歯車の説明資料は下記
http://www.engineersedge.com/premium-documents/metric-gear-design/index.html

オーストラリアはUSAのAGMA系ですが、英国の影響を受けてISO系の計算系をも紹介しています。ISO系の歯車はMetric Gearと呼称しています。USA圏の特徴です。

追記 2017.04.19
上記リンクのデータは現在では旧い故、使用するべきではない。但し、歯車の概念を理解する上で有効なので下記リンクよりダウンロード可能にしました。(記載内容の公式類を歯車計算には絶対に使用しないこと。国内では小原歯車工業(株)のカタログ内容であれば許容範囲)

http://m-sudo.sakura.ne.jp/soft_data/kikaikougaku(PDF)/GearTechnology(Old).pdf
この文書の内容は現在のISO規格とは異なっています。
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