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2017/03/30

転がり、すべり摩擦係数のデータ集の更新

すべり摩擦係数の一覧表に新規内容を加味してPDFデータを更新しました。下記リンクより入手可能です。画像データのリンクが切られているため。

http://m-sudo.sakura.ne.jp/soft_data/kikaikougaku(PDF)/Msatsu_Keisuu.pdf


2017/03/29

噛合い状態をCAD上で作図(Involute_Curve_3.1)

 Involute_Curve_3.1 改正版のマニュアル(予定)の一部より
かみ合い画像も点列として容易に手早くCAD上で作図可能にしました。

POINT2AutoCADLTを通じて作図
(AutoCADLT2000)
DXFファイル作成機能を通じて作図
(Jww,A9などAutoCADLT以外のCAD)
なお噛合い画像の歯の増減は歯の分割数を少なくする事で可能になります。下図


全体の分割数を少なくすると噛合い画像が小さくなります。噛合い状態を大きく表示するには
分割数の和を極力多くします。画面サイズと分割数の間には逆比例に似た関係性があります。
(前ページ参照)


2017/03/27

噛合い状態図を描画

Involute_Curve_3.1 複合歯形係数算出の改良版について、プログラムコードのチェックと、操作マニュアルの作成を進めているところです。その作業中ですが、マニュアルのあるページを紹介します。
画像データですが、後日,PDFファイルにまとめる予定です。この画像が描画可能な事は、画像状態を、直接、CADで表示可能にする事が可能であり、現在検討中です。

上記画像構築過程では手操作による微調整は一切行っていません。噛合う双方の歯車は、転位歯車を含み、しかもバックラッシのための円弧歯厚を削減しています。下図は画像の入力画面。
入力データ入換えモードになっています。


双方とも、転位、バックラッシ対応歯形でも可能と思います。

追記 2017.03.27
双方、転位、歯厚削減歯車でも噛合い状態描画は可能でした。(下図)
先の画像と比べるとバックラッシの様相の差異が明瞭に視認できます。


2017/03/24

今後のリンク記事は PDF を標準に予定

今後、基本的に 画像データ(,JPG,GIF)は 順次削除予定です。
PDFファイル重視への移行を推挙します。

Google Blog では Jpeg  Jpg  Gif フォーマットの画像がリンク不可になった様子で、過去のブログのなかには拡大してみることができなくなった図が多く存在します。必要な画像があれば、メールくだされば画像送付など対応可能かもしれません。PCの変遷とともに手元から消えてしまった画像も存在するので、すべてが復旧可能というわけではありませんが。




薄膜加工:オンワード技研(再掲)

特定の摩擦特性、対接触特性などを得る目的でのコーデイング加工メーカー。
http://onwardgiken.jp/contents/

当方の過去のURLは下記。息の長い技術の存在が察せられます。
http://m-sudo.blogspot.jp/2009/12/blog-post_20.html


2017/03/23

またぎ歯厚許容値の精度を検証

今回、複合歯形係数のプログラムの追加に伴い、またぎ歯厚許容値の計算式を変更した。
下図を参照。モジュール1の歯の許容値の誤差は0.1μ以下に収まった。
使用CAD は AutoCAD LT 2000。


すでに正式版購入された方には順次E-mailの添付ファイルにて送付させていただく予定。
現在、複合歯形係数関連のプログラムコードの追加、修正作業中です。
Involute_Curve_31 の譲渡価格は5,500円。関連ソフトが追加されます。
Windows7 Excel2015 に対応します。(基本はWindowsXP Excel2003)

2017/03/22

すべり軸受けの耐圧荷重(再掲)

油圧シリンダのヘッド、ロッド部、エンジンのピストンロッドなどに使用されるすべり軸受け材の耐圧荷重のデータ集です。(含油軸受けなどは含んでいません。)下記リンクへどうぞ。
http://m-sudo.blogspot.jp/2009/11/blog-post_24.html

常温で使用される材料(鉄鋼系)では同種材料の焼付き防止のために、鉱物油などのグリース補填の構造が必要です。

2017/03/21

歯形係数算出に関するISO関連文書より

{形状係数の算出はグラフィックから求める事は推奨しない。}と記されている部分。
何かで読んだけど、どこだったかな・・・となるので記載する。元はこんな正規の文献を
見たわけではないので、どこかのWEBに記載があるはず。
この文中(14)式というのは複合歯形係数計算式のθを求める式を指すが、主語は歯形係数であることに留意。

画像は BS ISO6336-06 2006 の文書より
元は中国系のWebからの引用。
http://doc.mbalib.com/view/8dfc2fb387823c765fb577a226cbd87c.html

著作権に極めて厳格なISO関連文書も某国のWEBのまえでは無力でさえある。

2017/03/20

複合歯形係数は円弧歯厚削減歯形に適用は不可

追記 下記の件、下記リンクを優先してご参照ください。
バックラッシのための円周歯厚を削減した歯形の、複合歯形係数の算出手法が記載されています。

http://m-sudo.blogspot.jp/2017/08/blog-post_34.html
http://m-sudo.sakura.ne.jp/soft_data/kikaikougaku(PDF)/Involute_Curve_Op_manual.pdf
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表題の件、標準平歯車、転位平歯車にのみ適用可能としか判断できません。おそらく接点位置の局部半径の式が対応していないのが原因でしょう。接点位置における局部丸み半径の数値はわずかでも応力修正係数にあたえる効果が大きい。

従来の歯形係数は適用しても大丈夫です。下図参照。


右図の場合は歯先に面取りが存在するために入力角βが歯先にならない。角度αは標準圧力角。
α=βは大抵の場合、先ず成立しない。

複合歯形係数は歯先の面取りには対応しない。




追記 2017.03.21

バックラッシのために円弧歯厚を削減した歯形について、複合歯形係数を求める手段はInvolute_Curce_3.1 の使用によって可能になります。

右図のように歯形係数計算-OFFモードに設定してからホブラック創成歯形モードを選択することでホブ工具の食いこみ量を算出することで相当転位係数の算出が可能になります。この相当転位係数をメモか何かで記録しておき、歯形係数計算-ON にすることで複合歯形係数が算出可能になります。

この操作の自動化はちょっと困難なので、手動で求めることになります。

相当転位係数が求まれば、バックラッシゼロ歯形での複合歯形係数の算出は可能になります。
Youtubeにて操作法の閲覧が可能です。
http://m-sudo.blogspot.jp/2016/04/youtubecnc.html

追記 2017.03.21

円弧歯厚削減歯形に適用は不可と記したが、そうすると、実際には、大抵の場合、使用不可になってしまう。実際には歯厚削減は考慮せず計算することが正しいのでしょうね。応力修正係数の算式に実験値が含まれていることから厳密な計算は不要と考えてもよいでしょう。最善を尽くすならば、上図の手段をとることも考慮しましょう。




2017/03/19

両口レンチ、スパナ寸法表

表記の件、下記よりダウンロード可能です。

http://m-sudo.sakura.ne.jp/soft_data/kikaisekkei_data/Wrench_SunpouHyou.pdf

スパナの干渉検討データも記載してあります。(45,46ページ)

PDFデータをDXFデータに変換する手段があれば、設計図面への適用も可能です。

2017/03/17

Index of /soft_data 操作が復旧

表題の件、サーバーの設定変更を試みたところ、復旧に成功しました。ID,パスワードは従来どおりです。海外からのロボットアクセス対策です。ユーザーの皆さんにも公開可能なデータはダウンロード可能なように設定しています。ダウンロードできないファイルは当方でダウンロード不可の設定を施しているデータです。
この際、ベル・ヘリコプター社の設計マニュアルをダウンロード可能に設定しました。以下のリンクより探してみてください。このマニュアルは結構古い時期のデータであることを承知してください。
http://m-sudo.sakura.ne.jp/soft_data/kikaikougaku(PDF)/

海外の技術文書の中には新刊が重ねられて旧いデータも存在しています。ひとまず安心できるデータはこのブログページからリンクでダウンロード可能にしているのでこちらからダウンロードしてください。


2017/03/16

複合歯形係数をグラフ利用で求める場合は

グラフを利用して複合歯形係数を求める場合は、直接、複合歯形係数を求めるグラフの利用は誤差を拾う可能性が高く勧められません(JGMA発行新歯車便覧記載)。日本歯車工業会発行の規格 JGMA6101-02(2007)に収録されている応力修正係数の利用を勧めます。ISOは歯形係数の計算は算出データの利用を勧めています。

複合歯形係数 = 歯形係数 * 応力修正係数  の関係があります。(工具歯先の丸み係数:0.38)

歯形係数をグラフで使用する場合は 下記リンクを推奨します。(工具歯先の丸み係数:0.375)
上記の工具歯先の丸み係数の差は実用上無視しても差し支えありません。
工具の丸み係数を任意に設定し、統一した歯形係数、複合歯形係数の算出はInvolute_Curve_3.1 で可能になる予定です。

http://m-sudo.sakura.ne.jp/soft_data/kikaikougaku(PDF)/HagataKeisuu_004.pdf

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通知:
前々ページのプログラムコードは内容を一部訂正しました。訂正したデータはダウンロード可能にしておきました。(前々ページ参照)

なお、前頁のサーバーの不具合は、全容がつかめていないので、とりあえず抹消しました。ブログ記載のリンクのダウンロードは可能と思います。



2017/03/15

複合歯形係数を求めるプログラムコードが完成

表題の件、ようやく完成しました。日本歯車工業会 (JGMA) の発行規格文献に一切のミスもありませんでした。この件に関して、JGMA、および、本ブログのユーザー様はご迷惑をおかけし、申し訳ありませんでした。過去のブログに関して数ページ削除させていただきました。
複合歯形係数算出の概要は下記。プログラムコードも記載してあります。ご入用の形は、自己責任にて転写して改善してもかまいません、(本件、間違いの結果には責任は負わないものとします。)
訂正 2017.03.16 プログラムコードの図差し替え
プログラムコード(Excel VBA)

複合歯形係数データのCAD検出方法


出力画面の説明
上図をPDFにまとめたデータが下記リンクよりダウンロード可能です。
http://m-sudo.sakura.ne.jp/soft_data/kikaikougaku(PDF)/Hukugou_Hagata_Keisu.pdf


2017/03/10

複合歯形係数計算はJGMA規格がBest!

表題の件、JGMA規格6101-02(2007)記載の方式しか解決法が見つからない。ニュートンの解法を使用する以外には、幾何計算も不可らしき様相になった。接点座標も6101-02(2007)記載の式で究極の接点座標値が極めて高精度に算出されます。接点座標からCADで計算する方法が見つからないのです。誤差10^(-11)というように絞り込んで見つけてゆくしかない。
ところであるWEBで複合歯形係数のグラフを見つけたが、これはJGMA発行の書籍、新歯車便覧からのコピーです。新規格は工具歯先の丸み係数が0.38ですが、記載のグラフは0.375のままです。ただ、複合歯形係数の計算式のなかには実験データが含まれていてこの程度の誤差は吸収すると思います。

2017/03/09

曲率半径を求める計算

表題の件 下記URLがすごく参考になった。
http://hooktail.sub.jp/vectoranalysis/Curvature/

ここからPDFデータの入手も可能です。

陰関数の曲率半径の計算式も記載されている。
まだ試していないが、もしかしたら歯元曲線の接点の曲率半径を求める計算に使用可能かもしれない。


2017/03/07

配管内の流体流れに関する計算式一覧

下記リンクを推奨
http://www.engineeringtoolbox.com/major-loss-ducts-tubes-d_459.html

一定のパイプ内部の粗さに対応した計算式などが記載。
関連単位変換の項目もあります。

関連キーワード:

Pressure and Pressure Loss

Friction Coefficient for Laminar Flow

Major loss - head loss or pressure loss - due to friction in ducts, pipes and tubes

圧力損失 層流 乱流 管内摩擦 損失
Enginnerring Tool Box

海外のWEBに有用な設計検討項目が多いので、英語力は随時確保しよう。
Web ページを随時PDF変換するソフトがあるので、用意を進めます。
例:Adobe Acrobat Pro (Pro版は図面データの DXF PDF変換機能があります。)
設計室になけれぼ高価でも必須のツールです。

上記ページのPDF変換例は下記(ID パスワードは 本ページトップ、または右下部参照。)
http://m-sudo.sakura.ne.jp/soft_data/kikaikougaku(PDF)/Major%20loss%20in%20Ducts,%20Tubes%20and%20Pipes_E_ToolBOX.pdf

2017/03/06

ステンレス鋼の摩擦特性

追記 2017.04.10
    ステンレス鋼の摩擦抵抗に関する記述はWeb上では、現在、下記記述が唯一という感じです。可能ならもう2~3例の説明を見つけたいのでが、この出典は英国のステンレス協会の公式サイトです。

ステンレス鋼の摩擦特性。文献に記述の少ない項目です。上図の内容の文書は下記URLより。
http://www.bssa.org.uk/topics.php?article=99

2017/03/02

インターネットよりISOの歯形係数規定を推察する

歯車の強度計算に必須の歯形係数のデータはISO圏内ではどのように紹介されているのだろうか。現在のISO圏では歯形係数は、複合歯形係数の紹介が一般的です。ISOの著作権が厳守されている現状から現在でもインターネットでも見つけることは難しい。
ITから見つけたデータを紹介する。

出典は下記Webより。
http://www.iacs.org.uk/document/public/Publications/Resolution_changes/PDF/UR_M56_Rev2_pdf2210.pdf
この記事だけでは複合歯形係数は計算できない。私は接点座標値から、規格の計算式に拠らない手法を求めているがまだ未完です。’(根幹部分の計算式)
自分で開発したものであれば著作権には関与しない。(歯形係数の算出法自体は独自の手法で開発済みです。)


2017/03/01

歯車の加工条件をCNC化:大月精工株式会社

下記URLへ先ずどうぞ。
http://a-mec.jp/ots/

最新の歯車加工技術が紹介されています。高精度超小型歯車にも対応可能かもしれません。ここでいうCNC加工とは、当方の歯車ソフトで使用しているCNC加工とは全く意味が異なります。当方のCNC加工という意味はあらかじめ歯車の切削面データ(座標値)を設定し、工具になぞらせて加工する意味での数値制御(ワイヤーカット加工法など)ですが、ここのCNC制御という意味は、加工条件を入力して自動的に設定することで最適のホブカッター加工を実施するということだろうと見ています。