1)バックラッシ設定のためのホブカッタの食込み操作で加工した歯形の描画コード。完成したと思ったら意外な箇所で不具合が発生してしまう。いっそのこと、別ソフトにすることを検討中。
2)バックラッシのための円弧歯厚削減加工をした歯車のまたぎ歯厚の許容値をもっと高精度にする算式の設定とコードへの反映。現在は基準円(ピッチ円)上の削減量をそのまま許容値に設定しているが、実際にはよりバックラッシが大きくなる方向にまたぎ歯厚許容値が設定されてしまう。またぎ歯数をパラメータに取り入れた式を構想中。
歯車自体の歯形形状は、転位歯車、歯厚削減歯車ともに完璧に正確に描画されています。上記、補正が完了したら、内歯車の描画ソフトの作成に入る予定。歯車の強度計算ソフトの作成は未定。バックラッシを設定した歯車の組合せが、量産向けの場合、噛合う歯車間の頂げきが計算値と異なる結果になる。バックラッシの設定量と歯数(圧力角20°の場合)によってはアンダーカットの歯形になってしまう。旧JISの3級レベルの設定でも起こりうる。(一般の歯車計算式利用)当方のソフトはこの場合、朱書きで注意を喚起するように設定しています。
追記)ソフトの検証は全て完了しました。
追記)プログラムコードを修正して、実行してみました。下図参照。(図をマウスクリックしてください。)