円弧群構成歯形のAutoCADLT2000の描画誤差。ナノミクロンの誤差で円弧の接続部で段差が生じている。NC加工機では無視できるが、3次元CADのモデリングでは支障があるかもしれない。その場合は点群構成にしてスプラインで描画したデータにする方法がある。
点群構成の歯形(参考)。従来の機能でですが、直接AutoCADでデータを読み込めるようにしました。
続(次回はまたしばらくしてからになります。)
機械設計に関する情報を紹介してゆきたいと思います。 このブログの過去の記述は、画面左上の空欄に、例えば、油圧、と記入すると関連する記事が現れてきます(2文字以上)。Googleの設定の仕様の変化に対応して自動的に画面の配置の仕様が変更されますが、基本的な変化はありません。神奈川県横須賀市森崎5丁目付近のグリーンヒルケアハウス在。
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2011/02/27
歯形曲線形成ソフトの概要_5
噛合い状態の描画。任意のバックラッシ、歯先面取り、転位係数、圧力角、切下げ歯形にも対応します。本画像はプレゼンテーション用の画像で、実用的にはおかしな組合せですが、こんなこともできるという意味で紹介しました。
右のバックラッシ量によって歯が回転方向に当たった様子も描画可能です。
バックラッシゼロの歯の噛合い。図を見ればお分かりのように、バックラッシゼロの歯形は実用的には無意味です(加工、組立て誤差による歯の干渉)。3Dモデルなどに利用というのがよいところです。
上図の拡大画面。バックラッシが設定されると噛合い率を大きく損なうことが予測できるでしょう。
続
右のバックラッシ量によって歯が回転方向に当たった様子も描画可能です。
バックラッシゼロの歯の噛合い。図を見ればお分かりのように、バックラッシゼロの歯形は実用的には無意味です(加工、組立て誤差による歯の干渉)。3Dモデルなどに利用というのがよいところです。
上図の拡大画面。バックラッシが設定されると噛合い率を大きく損なうことが予測できるでしょう。
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歯形曲線形成ソフトの概要_4
円弧群構成歯形作成の画面。右側のデータ群は円弧群データの詳細。上部の水色の部分は一枚歯のデータ。中央部のボタンひとつでDXFファイルまで作成します。左下の画像は水色の表示部分のデータを元にAutoCADLT2000で描画した図です。下図は拡大した画像。
続
続
歯形曲線形成ソフトの概要_2
表画面の全体表示です。目立った変化はありませんが、中段の分割点数に留意ください。歯元曲線の構成点数は最小5点程度で誤差ゼロに近いデータが得られます。 モジュールの数値が0.1になっています。点列表示であればもっと少ないモジュール例えば0.001でも歯形形成が可能です。ただし、円弧群構成歯形を求める場合はモジュール0.1が最小単位とみてよいでしょう。
続く
続く
歯形曲線形成ソフトのバージョンアップ(予告)
しばらく都合にてブログの更新ができませんでした。当分はまだITにアクセスできる状態ではありません。事情ご理解のうえ、今後ともお願いいたします。ところで上の画像のように、歯形曲線作成ソフトを近くバージョンアップする予定です。譲渡価格は迷いましたが、旧バージョンと同額にする予定です。 機能の追加と改良が織り込まれています。
1)画像の中上部にあり茶色のボタンの追加で、これによって歯形係数演算モードと非演算モードを設定しました。非演算モード(画像)によって、構成点数が少なくてしかも、誤差のほとんどない歯形を得る事を可能にしました。
2)噛合い状態を描画可能にしました。任意のバックラッシの設定と歯先面取りの組合せ状態を図示で目視確認可能にしました。この機能はもともと用意してあったのですが、度重なる機能の更新でいつからか誤動作するようになっていました。原因が判明したので改善に踏み切りました。
3)バージョンをあげる最大の眼目は、歯形曲線のデータを円弧群構成にして、NC加工機に対応を容易にしたことです。あわせて、直接AutoCADLTで読み込めるようにしました。この機能は3次元CADで歯車のモデリングをより容易にします。円弧群構成といっても真のインボリュート曲線とのずれはまずゼロとしても良いレベルです。
続く
1)画像の中上部にあり茶色のボタンの追加で、これによって歯形係数演算モードと非演算モードを設定しました。非演算モード(画像)によって、構成点数が少なくてしかも、誤差のほとんどない歯形を得る事を可能にしました。
2)噛合い状態を描画可能にしました。任意のバックラッシの設定と歯先面取りの組合せ状態を図示で目視確認可能にしました。この機能はもともと用意してあったのですが、度重なる機能の更新でいつからか誤動作するようになっていました。原因が判明したので改善に踏み切りました。
3)バージョンをあげる最大の眼目は、歯形曲線のデータを円弧群構成にして、NC加工機に対応を容易にしたことです。あわせて、直接AutoCADLTで読み込めるようにしました。この機能は3次元CADで歯車のモデリングをより容易にします。円弧群構成といっても真のインボリュート曲線とのずれはまずゼロとしても良いレベルです。
続く
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