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2017/12/05

JGMA 6101-02(2007) の計算手法への疑問

上図は 日本歯車工業会 制定 平歯車及びはすば歯車の曲げ強さ計算式 JGMA 6101-02(2007) に対応した曲げ強さを求めるソフトの作成途中の表画面。たかが、歯車の曲げ強さとあなどってはいけない。実に複雑怪奇な内容である。ISO規格に沿って、JGMA独自の見解をも反映した計算法だが、ソフトウエアなしには計算が困難な内容になっている。
国内の大企業の場合、大抵、自前でソフトを開発運用していると思われるが、中小企業の場合は時間的にも、コスト的にも対処は困難と思われる。簡易計算手法をJGMAは用意するべきと思う。ISOの著作権の縛りは厳しいが、明確に詳細な係数策定手段、計算法、などをネットなどでJGMAは公開するべきと思う。
当方が調査した限りでは少なくとも上図の入力データが計算には必要となる。上の計算手法は伝達歯車と被伝達歯車の実効噛み合い歯幅が同一位相という前提ですが、そうでないときは更に複雑になる。
Catia,Pro/E、SolodWorksなどの3次元ソフトの強度解析の利用が一般的と思うが、あえて、計算手法の開発を、現在、試みている。

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