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2017/12/31

年の暮れに

本ブログではお世話になりました。
やり残したことがたくさんあるのですが、非力ゆえなかなか完遂できません。

1)Involute_Curve_4.1
      プログラムの巨大化での対策。別のソフト構築もダブリ設定事項が多く時間的に
  厳しい。
2)Involute_Spline
      歯先R部のコード化が困難。ただし、CADでの作画は可能。
3)ラグ強度計算
  USAのテキストの翻訳が困難。
  圧縮強さのデータ不足。(ANSIとJISの対応同一材料の強度が異なる。)
  荷重たわみ線図の変化はほぼ同じと考えてANSIデータの比率をJIS材に
  適用を考えたが難しい。
4)ISO規格の公開データが守秘義務のためかWEBで見つけがたい。

いろいろとあります。

皆様には、よき年をお迎えくださるよう願っております。

2017/12/25

圧力単位の換算: ksi <=> N/mm^2

USAのAnsi規格とSI単位の換算はとりわけて面倒。上図は圧力の換算例。
https://www.unitconverters.net/pressure-converter.html

2017/12/24

雑感:北極くまのヒエラルキーに依存しない生活体系

私が毎日眺める北極くまに関する知見の紹介Web。
http://urspolar.exblog.jp/238105219/

ここでは北極くまの生活体系はヒエラルキー(上下関係)に依存しない集団生活と言う趣旨の観察記録を紹介しています。相互に助け合う集団生活かと思います。ロシアの科学者の観察を通じた北極くまの生活形態の紹介記事です。

2017/12/21

雑感: 韓国時代劇 トンイ

韓国の時代劇 トンイ の話を知人より聞いて、先日 ツタヤでDVDを借りて鑑賞している。DVDは全部で30巻あり、一巻当たり2時間を要するので時間がないとなかなか見られない。ようやく26巻まで進めた。ちょっと気のついたこと。
実に面白い娯楽時代物だが、完全なフィクションと銘打っているにもかかわらず、韓国と日本の時代物の劇作の手法に興味深い差異をみた。日本の時代劇は史実に沿って未知の部分を創作脚色してゆく手法がベースであるが、韓国のそれは史実そのものを故意に曲げて創作している。歴史自体が儒教国家としてのスタンス故か歴史の記録が乏しい事情はわかるがちょっと怖い気もする。
ともあれ、面白い、優れた作品と思う。


2017/12/19

鉄鋼系材料の圧縮強度

大きな錯覚があり、下記(図表、本文共)書き換えました。(2017.12.20)

図を先ほど置き換えました。(2017.12.19)
鉄鋼系材料の圧縮強度は国内文献ではなかなか見つけられない。上表の数値を参考にして
JIS規格鉄鋼材に比例計算を行って求める方法がある。
圧縮強度と引張り強度(極限強さ)の比率は鉄鋼系(合金鋼を含む)ではほぼ一定。
合金鋼の場合、伸びに応じて強度の数値が大きく変化するので要注意。
(参考資料:ベルヘリコプター社の設計マニュアル。1970年頃のデータ。)

圧縮強度はラグ強度計算に必須のデータ。(ピンとの接触面応力:軸受け応力)

単位換算は下記参照






2017/12/15

FreeSoft :圧縮解凍ソフト +Lhaca

https://forest.watch.impress.co.jp/library/software/pluslhaca/

最上段のリンクからセットアップ後のファイル表示マーク(上図)。マウス左ボタンクリックすると下図の解凍、圧縮の文字が表示され、デスクトップ他処理データの格納位置を容易に設定可能。この操作感が最大の長所。


WindowsXPで使用している圧縮解凍ソフト +Lhaca。
PCのレジスターなど不使用の動作が軽快なソフトです。試してはいませんが、国内開発者作成。LZH,ZIP形式のみ対象。

他にはLhaplusというソフトがあります。Windows7以降の場合のみ。機能の豊富さならこちらです。小生の個人的使用感は +Lhacaには敵わないと思います。



2017/12/14

FreeSoft : Note PC に適するバッテリー残量メータ

https://batterybarpro.com/basic.php

画像はDell D630 Windows XP Pro に搭載のバッテリー残量メータ。Windows 7 以降の使用可能。図の%表示部にマウスをあてるだけで表示される。
入手は最上段のリンクより。
有償版もあります。

2017/12/13

欧州連合の継手効率(ピン、溶接)参考文献



http://www.phd.eng.br/wp-content/uploads/2015/12/en.1993.1.8.2005-1.pdf

継手(ピン、溶接)関連の欧州規格 個人ユースで利用可能の記述。
各種設計効率(継手など)の参考文献。どうしても調査事項に迷う場合とかの参考。通常の機械設計にはこの内容までは、あまり利用はしない。

尚、ISO圏の規格関連文書は著作権に極めて厳格であり、インターネットで探索は困難です。小生はインターネット普及初期(10年ほど前)のIT上の文献を多数所有しており、詳細で、有効な部分は可能な範囲で紹介してゆく所存です。

2017/12/12

ISO圏での溶接構造体への応力集中係数

溶接構造の応力集中係数の適用計算式は、本ブログでは未だ紹介していなかったように思う。USAの場合は、より一層細部に規定が存在する。

2017/12/11

サーボ駆動モーターの必要動力: Maxson_Fomulae_Academy

スイスの精密モータメーカー Maxson社 発行のモーター選定ハンドブック。
慣性モーメント一覧から実際のモーター選出手法を記載しています。
サーボモータを取り扱う技術者には便利な小冊子です。

ダウンロードは下記より。

日本語版(58ページ)

英語版(60ページ)

同一内容ですが英語版を推奨します。日本語版でもなんら差し支えはありません。




2017/12/07

薄肉、厚肉円筒の強度計算公式

下記リンクは問題演習が多い意味で参考になります。

薄肉円筒関連データ
http://www.codecogs.com/library/engineering/materials/cylinders_and_spheres/thin-walled-cylinders-and-spheres.php


厚肉円筒関連データ
http://www.codecogs.com/library/engineering/materials/thick-walled-cylinders-and-spheres.php


国内の関連文献URL
http://www.sml.k.u-tokyo.ac.jp/members/nabe/lecture2012/B3_20120608.pdf

下図は内外圧を同時に受ける厚肉円筒の応力公式

下図はUK(英国)のURLで紹介されていた式(上と同じではあるが)

但し、内外圧を同時に受ける薄肉円筒の式の例は見つかりません。適用が少ないからでしょうか。通常は厚肉で対処します。

厚肉円筒の応力計算データ集(公式)

厚肉円筒に関する貴重なデータ集(応力関連)です。必要な方にはダウンロードを勧めます。
http://courses.washington.edu/me354a/Thick%20Walled%20Cylinders.pdf
各種公式の由来も詳細に記載されています。
但し、英文です。


2017/12/05

JGMA 6101-02(2007) の計算手法への疑問

上図は 日本歯車工業会 制定 平歯車及びはすば歯車の曲げ強さ計算式 JGMA 6101-02(2007) に対応した曲げ強さを求めるソフトの作成途中の表画面。たかが、歯車の曲げ強さとあなどってはいけない。実に複雑怪奇な内容である。ISO規格に沿って、JGMA独自の見解をも反映した計算法だが、ソフトウエアなしには計算が困難な内容になっている。
国内の大企業の場合、大抵、自前でソフトを開発運用していると思われるが、中小企業の場合は時間的にも、コスト的にも対処は困難と思われる。簡易計算手法をJGMAは用意するべきと思う。ISOの著作権の縛りは厳しいが、明確に詳細な係数策定手段、計算法、などをネットなどでJGMAは公開するべきと思う。
当方が調査した限りでは少なくとも上図の入力データが計算には必要となる。上の計算手法は伝達歯車と被伝達歯車の実効噛み合い歯幅が同一位相という前提ですが、そうでないときは更に複雑になる。
Catia,Pro/E、SolodWorksなどの3次元ソフトの強度解析の利用が一般的と思うが、あえて、計算手法の開発を、現在、試みている。

2017/12/01

再掲: 油圧ホース、コネクタ一覧 : (株)横浜ゴム

横浜ゴム(株)の高圧油圧ホース、コネクタ、金具一覧のURL。ただ、10年近く前と様相が変わっている。一応紹介だけはしておきます。

http://www.yrc.co.jp/mbe/hose_hp/pro_info/pro_info.html
下図はカタログの一部。
この種の情報は、20年ほど前は、販売担当者のノウハウだった。販売担当者に相談を持ちかけたら、設計分野は異なっても、油圧設計分野に限らず、図に似た情報を教えて頂いた経験を持つ設計者は多いと思う。しかし、リスク管理情報として利用することが賢明である。カタログスペックからの遺脱はトラブル発生時、設計責任に直結する。