2010年8月24日火曜日

長柱の座屈(オイラーの座屈)に関する文献

長柱の座屈に関する工学的な文献(書籍)は工学便覧の類を含めても結論的な記述が目に付き、多少なりとも理論的な説明を掲載している文献を見つけることは適わなかった。英文ではBuckling of Bars, Plates, and Shells 著者: Robert M. Jones BULL RIDGE PUBLISHING に詳しい記載があるが、国内では販売されていない。英文自体は簡明なのだが行間を読むのに苦労する。先日の休日に図書館を回って適切な書籍がないか探してみた。丸善株式会社刊行 {機械工学基礎コース 材料力学}が国内ではほとんど唯一の座屈に関する理論的な説明を掲載している書籍かもしれない。本書では座屈計算の本文の他に、囲み記事として{つり合い状態の安定と不安定}{つり合い状態の安定な分岐}{分岐点近傍の荷重・変位の関係}{エネルギー法による近似解法}{塑性座屈}などのコラムがある。オイラーの座屈現象の説明としては詳しく、しかもレーリーの商に関する記述があった。先述の英文文献を理解するための説明という位置付けで読んでいます。インターネットのWebではhttp://www.junko-k.com/collo/collo172.htmにオイラーの座屈理論に関する高校教師の詳説があり、材料の安定・不安定に関する記述ではhttp://www.nakanihon.co.jp/gijyutsu/Shimada/webbuckling/Chap01/Chap0102.htmlに詳しい説明があります。座屈を現象として理解するうえで必要な和文文献と思います。

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