2008年4月29日火曜日

ジルコニアセラミック


ジルコニアをご存知の方は、機械設計のエンジニアでも少ないと思います。酸化ジルコニアを素材として作成された材料で、極めて硬度が高く、そして断熱性が高く、熱膨張率が少ない特性があり、ステンレス鋼材をはるかに、その性質において凌駕しています。欠点は極めて高価であること、加工が困難なことですが、開発メーカーのURLのカタログを眺めていると様々な加工されたパーツが紹介されています。画像は東北セラミック株式会社のURLからの引用です。
http://www.tohokuceramic.com/

断熱性、熱膨張率が小さい特性を生かして、製鉄所などの遠隔操作マニュプレータ周辺などに利用されたりします。代替えの材料が見つからないほどの素材で、高価でも活用する価値のある材料といっても差し支えないほどです。当然のことですが、設計に活用するにはそれなりのノウハウが必要になります。ボルト締結ひとつ考えても想像できるかと思います。

もうひとつの大きな特徴は材料の欠陥(ブローホールなど)がなく、精密機械用部品材料として極めて高い適性があります。利用に際してはメーカーのアドバイスを受けながらの設計が不可欠になります。
しかし、このような先端材料を利用した設計経験は本当に貴重と思いますね。